筑波大学硬式野球部のブログ

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vs東海大③

2012年09月10日 22時25分35秒 | Weblog
皆様こんばんは。
更新が遅くなってしまい申し訳ありません。
既に多くの方がご存知かと思いますが、勝ち点を賭けた今日の試合、勝利することが出来ました!
さっそく、その詳細をお伝えしていこうと思います。

今日は後攻の筑波、先発マウンドにはエース宮谷が登ります。
気合十分の宮谷は先頭打者の出塁をエラーで許しますが、併殺で打ち取るなどして三者凡退にし、初回から流れを引き寄せます。

その裏の攻撃、先頭の河野が内野安打で出塁すると、すぐに盗塁に成功します。
打席の宇佐美もきっちりと犠打を決め、一死三塁のチャンスを作ります。
ここで糸井が打席に入りますが、厳しく攻められ、あえなく三振。
しかしそれをカバーするかのように次打者の4番松浦が右中間を割る二塁打を放ち、河野が本塁生還し、先制に成功します。

宮谷は2回3回と先頭打者の出塁を許さない丁寧な投球で、きっちりと相手打線を抑え込みます。
その間に追加点を奪いたい筑波でしたが、今一歩攻めきれません。

すると4回の筑波の守備、先頭打者に安打を許したことをきっかけに3本の安打で2点を失い、逆転されてしまいます。
5回の守備でも安打と四球を選ばれ、一死一・二塁のピンチを迎えたところで昨日完封の山田に後のマウンドを託します。
宮谷のためにも後続をきっちり抑えたい山田は昨日同様の落ち着いた雰囲気でしっかり押さえ込み、連続得点を許しません。

その裏の5回の攻撃では二死から4年林がセーフティバントを決め、続く野田直樹は左前安打で続き、チャンスを一気に作ります。
ここで打席には代打・西島良彦が立ちますが、あえなく三振でチャンスをものにできません。

試合はいよいよ後半戦に入っていきます。

山田は6回こそ三者凡退に切って取りますが、7回に先頭に二塁打を放たれ、ピンチを迎えます。
続く打者に犠打を決められ、一死三塁のピンチを迎えます。
ここでの失点は負けに直結するところでしたが、この要所を直球で攻めきる気迫の投球を見せ、得点を許しません。

このピンチを切り抜けた7回裏の攻撃、一死から片岡が左前安打で出塁すると、後続の林の内野ゴロの間に進塁。
ここでこの節、好調の野田直樹が中前適時打を放ち、同点することに成功します。

山田は8回・9回と出塁を許しながらも要所を締め、得点を許しません。
その山田の好投に報いるためたにも野手陣が奮起し、ベンチ・スタンド一体となってプレッシャーをかけ続けますが、得点するには至らず、試合は延長に入ります。


首都大学野球連盟では延長10回からタイブレーク制を採用しており、一死満塁から互いに任意の打順から攻撃を始めます。

10回表の筑波の守備、マウンドには変わらず山田が登ります。
その投じた3球目、相手の放った打球はあわや左中間を割るところでしたが、左翼手の丸山が執念の捕球を見せ、犠飛の1点のみ。
後続を打ち取り、最少失点で切り抜けます。

その裏の筑波は主将の糸井から攻撃を始めます。
糸井はその初球を捉え、レフト後方の犠飛となり、1点を返すとともに走者の荒川・宇佐美が相手の隙を突き、それぞれ進塁し、二死二・三塁。
ここで打席に入るのは松浦。
逆らわずに放った打球は内野安打となり、走者が生還し、サヨナラ勝ちとなりました!

以下、ランニングスコアです。
東海 000 200 000 1 3
筑波 100 000 100 2x 4


本当に貴重な勝ち点を挙げることが出来ました。
今日はまさにミスをミスにしない仲間をの力、互いの支え合いが勝利のつながり、目指すべき野球が間違ってないことを証明できた試合にすることが出来たかと思います。

しかしまだまだ秋季リーグは開幕したばかりです。
リーグ戦であっても一戦必勝で臨むこと、謙虚な姿勢を忘れず出来る限りの最大限の準備をすること、個々人としてもチームとしても今後もより一層の向上とともに、より固い固い結束とすることができるよう、また明日から頑張っていきたいと思います。

ご声援下さいました皆様には本当に感謝しております。
今後もこのような報告できますよう、気を引き締めていきます!
本日はありがとうございました!


主務 藤塚永志