平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。
第13回は服部慧(体育4・岐山)と野澤千駿(体育4・長岡)です。
是非ご覧ください。
皆さんこんにちは。4年の服部です。
筑波大学硬式野球部に入部して4年目となり、ついにラストシーズンを迎えます。
大学での野球生活には様々な困難がありました。
1年生のころには練習中の事故によって入院しなければならない期間が続き、2年生では新型コロナウイルスによる練習停止や肩の故障などがあり、満足に練習できませんでした。
正直なところ野球をやめてしまいたいとも思いました。ただ、選手以外のかたちでチームに貢献する先輩方の姿を見て、自分にもまだできることがあると思い、学生コーチとしてチームに残ることを決めました。
自分が選手としてグラウンドに立つことはありませんが、チームが勝つこと、そしてなにより4年生が活躍することを願って、最後までチームが勝つためのサポートをしていきます。
これからも筑波大学硬式野球部の応援をよろしくお願いします。
体育専門学群4年 服部慧
岐阜県立岐山高校
こんにちは。発言がことごとくネタにされてしまいます、野澤千駿(のざわちはや)です。
先日は米田(明豊高校出身1年、優しい顔してる)がパピコを食べててかわいかったと言ったら「おいパピ澤~」と永戸や大高に煽られるようになってしまいました(そういうユーチューバーがいるらしいです、いらいらしますね)。
今日は8月5日、ブログ提出締切日、担当の寺澤神くん(超イケメン)を困らせてはいけないと思い、地元で開催されるサマーリーグへ向かうバスの中ではありますがブログを書き始めています。
高校2年時にサマーリーグで筑波大学と対戦し、フューチャーブルーのユニフォームがすごくかっこよくて憧れたあの頃が懐かしいです。
「最後の夏、二回戦敗退、絶対に忘れるな、目を反らすな、筑波へ行って本気で打ち込め、これが最後のチャンス。」
これは、高校野球が終わり、受験勉強を始めるときに書いて、今でもスマホの待ち受け画面になっている文章です。
負けてやけくそになって書いた文章ではありますが、もし勝ち上がって悔しい気持ちにならなかったら大学野球をやることがなかったと思うと不思議な気持ちになります。
振り返るとこの4年間が今までの野球人生の中で最も成長できたんじゃないかなって思います。
昔から長距離走が好きで長岡市市民体育館を爆走し続けたおかげで副選択を攻略し、何とか筑波大学に入学しました。
初めてリーグ戦の応援に行ったとき、筑波大学は推薦を毎年3人しかとらないのですが、スタメンが1から4年の推薦でほとんど埋まっていることに気づき、リーグ戦に出場するということがどれだけ難しいか思い知らされました。
1、2年生の時はずっとBチームでした。
目標はリーグ戦に出場することと言ってはいるものの自分には無理だと思ってしまうところがありました。
Bチームのオープン戦や天王台リーグでは結果を出せてはいたものの、リーグ戦で戦えるレベルではないとすぐに落とされることが多かったです。
なんならAチームの緊張感がきつくてBチームの方が居心地がいいと思っていました。
同じような気持ちで悩んでいる後輩たちも多いのではないかと思います。
そんな僕の大学野球一番の転機はファーストにチャレンジしたことです。
いきなりオープン戦で野澤ファーストと言われ、仲井のミットを借りて出たことをきっかけにファーストの練習を始めました。
ずっとショートだった小中高の友人には驚かれることも多かったですが、難球処理や守備範囲がちょっと広いことなど、もしかしたら向いているかもしれないと思うようになりました。
コーチの指導のおかげでバッティングでも結果が出て、3年の秋リーグ初戦、2番ファーストといわれたときは本当にうれしかったです。
絶対無理なんてことはないんだなと思ったし、未来のことは誰も予想できないんだなと思いました。
全然チームには貢献できなかったんですけどね。
ほぼ新品のファーストミットを貸してくれた高校の同期でライバル日体大の須藤くんには本当に感謝しています。
4年生になり、リーグ戦でプレーするという個人的な目標ではなく、チームの勝利に貢献するという目標を掲げて取り組んできました。
春は全く貢献できなかったので、この秋はチームの心を一つにするために行動し、チームを勝たせるプレーができるよう取り組んでいきます。
個人的な話はこれくらいにしてチームのみんなに向けて。
後輩たち、頼りなさすぎる先輩だったけれどみんなの明るさ、そして強さに救われ、みんなと話すのが楽しくてここまで頑張れました。
あと少しの期間ですが4年生に力を貸してください。
ごはん行きましょうと言ってくれたのに「えーサウナならいいよ」と言ってまだ行けてない人、すみません、いつか行きましょう。
4年生のみんな、1年生からリーグ戦に出ていて本当に遠い存在だと思ったあの頃、寮生が怖くて話しかけられなかったあの頃、リーグ戦の応援後にカスミの前で批評会をしていたあの頃から時がたち、もうラストシーズンかと思うと少し寂しい気がします。
ウエイトから出て楽しそうにサークル活動をしている大学生を見るたびに「楽しそうだなー」と言ったり、普通の大学生だったらどんな生活していたのかなと言ったりしていましたが、野球部に入って、この代で、本当によかったと思っています。
辛いことも楽しいこともみんなで乗り越えてきた日々はかけがえのない宝物です。ありがとう。
あ、あと最後に両親に。
母親は僕の一人暮らしの大体の困りごとは解決してくれる有能人間でして、余裕で徹夜するし新潟からめちゃくちゃ応援に来てくれます。
若々しいね、ほんとに。
父親は「調子はどう?」としつこくLINEしてきて、毎回まあまあですと答えていました。
そっけなくてごめん。
でもこれからもたぶん調子はまあまあでしょう。二人とも、いつもありがとう。
最後のリーグ戦、いい所見せられるように頑張ります。
最後のリーグ戦、プレーでも声でも、全力でチームに貢献します。一心で、絶対優勝しよう。
体育専門学群4年 野澤千駿
新潟県立長岡高校
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