筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンにかける想い⑦

2020年09月02日 19時52分45秒 | 2020年 4年ブログリレー

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

第7回となる今回は、小林駿(人文4・福島東)と座馬健人(体育4・浜松北)の2名です。

 

 

こんにちは。4年の小林駿です。

日頃から弊部へのご支援ご声援誠にありがとうございます。

 

自分を振り返る良い機会を頂いたので、野球部での4年間を顧みたいと思います。

 

選手として過ごした下級生時代は自分の居場所を見出せず、野球をやることが苦しくすら感じました。好きなことをやってるはずなのに苦しいというのは人生で初めての感情でした。

「何のために野球をやっているんだろう」という答えの無い問いが常に付きまとう中で、選手ではなくスタッフという立場でチームに貢献しようと決めました。

 

しかし、スタッフに立場を変えたとはいえ、「何のために野球をやっているのか」という問いの答えは見出せず、どこか釈然としない日々が続いていました。

「組織に埋没している自分を変えたい」「何らかの形でチームに貢献したい」

その想いから、1つ上の代の先輩方が開設した広報部局に参加し、活動に励みました。

自分にとってはこの行動がターニングポイントだったと思います。様々なイベントや運営を企画する中で、チームの価値向上に貢献できていると実感できるようになり、自分の居場所を見つけることができました。

そのような機会を与えてくれた先輩方には感謝してもしきれません。

 

「野球をすることだけが大学野球ではない」というのが4年間を通して学んだことです。

誰かの後をついていくだけのような存在だった自分は、150人もいるチームの中ではなおさら埋もれがちな存在でした。そのような自分ができる範囲でチームに貢献しようと行動できたのは、広報部局やスタッフという立場があったからだと思います。

誰もが選手としてリーグ戦で活躍することを夢見て入部するものの、プレーを通して自分を表現できるのは一握りです。それでも、一縷の望みにかけて選手としての道を諦めずに歩み続ける人を僕は心から尊敬します。自分は選手としての可能性を見出せずにスタッフになりましたが、選手以外の形で新たな可能性を見つけられたという点では良い選択だったと感じています。

 

「何のために野球をやっているのか」という問いに対して、「自分の可能性の幅を広げるため」という答えを得ることができたのは、つい最近のことでした。この答えを得るまでにたくさん悩んで考えましたが、結局は何か他人を巻き込んでアクションを起こさないと自分の可能性を広げることもできませんでした。

もし自分と同じように悩んでいる部員がいるならば、少しでも自分が変わるきっかけを起こしてほしいと思います。どんな小さなことでもいい、小さなきっかけの積み重ねが自分を変える大きな原動力になります。自分に残された時間の中で、少しでもそういった人たちの支えになれたらと思います。

 

最後に、自分に関わってくれたすべての人へ感謝の言葉を伝えたいと思います。

先生方、チームメイト、みんなに支えられて今の自分という存在があります。多様な価値観の人々と触れ合えたことで、日々新鮮な毎日を過ごすことができました。

そして、遠くで見守ってくれた両親にも感謝を伝えたいです。大学まで何不自由なく野球を続けさせてくれて本当にありがとう。まさか大学まで野球をするとは思っていなかったと思うけど、おかげでたくさんの学びを得ることができました。今後はしっかりと恩を返していきます。

 

このチームで優勝したい、それが最後の望みです。

そのために自分にできることを精一杯やりぬきたいと思います!

 

拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

今後とも応援よろしくお願いします。

 

 

こんばんは。

4年の座馬健人です。

日頃より筑波大学硬式野球部への多大なるご支援ご声援ありがとうございます。普段は決して口数が多くない私ですが、このような機会を設けていただいたので自分の思いを素直に述べたいと思います。

 小学1年の時に父と兄の影響で始めた野球は今年で15年目となりました。毎日のようにグローブとバットを持ってグラウンドに駆け出し、家に帰ってからは父とプロ野球を観たり、野球盤のボードゲームで遊んだりしていた幼少時代が懐かしく思えます。父や兄、友達と野球することが楽しくて楽しくて時が経つのも忘れてボールを追いかけていました。これが僕の野球の原点です。

 年齢を重ねるにつれて真剣勝負の楽しさや厳しさを痛感し、その魅力に惹かれて、より高みを目指したいと思うようになりました。僕が筑波大学に進学したいと思ったのもこれがきっかけでした。

高校まで全国大会レベルとは無縁だった僕が大学野球ましてや首都リーグで通用するのかとても不安でした。しかし、リーグ戦で活躍する先輩や同期の姿から刺激を受けて自分も頑張ろうと率直に思えました。日々の練習で自分の技術が少しずつ上達し周囲から認められたり、試合で結果を出すことが出来たりすることに充実感を憶えました。特に1年秋のリーグ戦で初ヒットを打ったときはとても嬉しかったです。

 一方でこの4年間では悔しい思いや苦しい思いも沢山しました。

特に大学2年生の1年間は自分にとっては悔しいシーズンとなりました。リーグ戦でサヨナラ負けとなるタイムリーエラーを犯してしまったり、夏場に打撃不振に陥り出場機会が減ってしまったりと自分の思うような結果を残すことが出来ませんでした。

自分自身の情けなさに苛立ち、毎日が憂鬱でした。それでも何とか厳しい練習に耐え、関東大会、明治神宮大会のメンバーとして全国の舞台を経験出来たことは僕にとって財産となりました。今となってはあの1年間はとても貴重だったと思います。 

さて、この秋でいよいよラストシーズンとなりました。新型コロナウイルスの影響で春のリーグ戦は中止となってしまい、我々のチームで挑むのは秋のリーグ戦が最初で最後です。

この4年間、個人としてはとても充実していて濃い時間だったと思います。

ただ一つやり残したことはリーグ戦で優勝することです。僕が出来る最大限のプレーでチームの勝利に貢献できるように精一杯頑張ります。

 最後になりますが、これまで僕を支えてくれた方々、本当にありがとうございます。特にこれまで常に僕を応援し、背中を押してくれた両親には感謝しています。ありがとう。

いろいろな人のおかげで野球が出来ていることに感謝し、その思いをグラウンドで表現したいと思います。

今後も筑波大学硬式野球部への変わらぬご支援ご声援よろしくお願いいたします。

 

 

本日はここまでです。

次回は主務の篠田健太(体育4・花咲徳栄)と清水翔(体育4・下妻一)です!

お楽しみに!

 

マネージャー 葛山大介

 


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