toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

物書同心居眠り紋蔵

2009年04月12日 | 読書日記
なんとも不思議な話でした。
いつものようにブックオフの100円コーナーで適当に選んだ本。
読んでみたら、話が全く解決しないのに物語りは終わっている。。。
現実の世界では当たり前のことだけど、小説、特に時代物の場合、物語中に発生した様々な問題は一応解決して終わる(もちろん推理小説では完全に解決しないと物語は終了しない)のに、この小説は・・・
あの件はどうなってるの?こっち話はそのまま??
マイルスのインザスカイに入ってるスタッフのにエンディングみたいに、バシッと決まらないけどなんとなく納得してしまうと言う小説です。
読書好きなマイミクさんの中で興味のある方はご一読を。
ただし文章が少々小難しくてすんなり読めないところが結構あるし、何の説明も無く突然場面が切り替わり新しい話が始まって読んでいるうちに漸く話の展開が見えてくるという書き方しているんでちょっと戸惑います。
ちなみに作者は佐藤雅美。
コメント
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