toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「標高二八〇〇米」 樋口明雄

2014年12月26日 | 読書日記
前半は山岳短篇小説。
梓林太郎や太田蘭三と同じような感じで、樋口明雄らしくない。

後半は普通の短編集。
表題作と最後の「リセット」は繋がった作品で中山七里の「アポロンの嘲笑」と共通するテーマ。
「渓にて」はフライフィッシャーとしては共感できる作品。
私も人類最後の日は絶対釣りしてる(笑)

作品の掲載順がイマイチ。
最後は「渓にて」「標高二八〇〇米」「リセット」と並べて欲しかった。

この作者は長編の方が良い。




徳間書房
コメント
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