toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ビートルズの幽霊」 葉山葉

2014年12月31日 | 読書日記
一般にビートルズ世代と呼ばれるのは私より上の世代だけど、小学生の頃キットのラジオを組み立ててからずっとジャズやロックを聞いていた私もビートルズには思い入れがある。
この本は、リバプール、ハンブルグ、ニューヨーク(一部インド)でビートルズ、というよりジョン・レノンのゆかりの地を訪ねた旅行記と、その地に関係するジョンのエピソード集。
エピソードを繋げるとジョンの人生が分かるようになったいる。

ビートルズに関する本は何冊も読んだけれど、どれもメンバーはみんな良い人というスタンスだった。これどこの本はピート・ベスト事件など酷いことをしたときはメンバーをかばったりしない。
ヨーコに関しては最悪の人間のような扱いで、チャップマン以上の悪人のように書かれている。

旅行記の部分とエピソードが明確に区別されずに書かれているため、ちょっと戸惑うところがある。また構成上エピソードが切れ切れで、時間的に前後したりして分かりにくく、中途半端な印象。


ワニブックス
コメント
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