toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「水鏡推理Ⅱ インパクトファクター」 松岡圭祐

2016年03月05日 | 読書日記
STAP細胞騒動をそのままパクってミステリーに仕上げた作品。

文部省の女性事務官が、実際には再現されていないものを何故専門誌に掲載させたのかという謎を解き明かす物語。
前半は実際の出来事をひたすらなぞっていき、後半からオリジナルな展開になるが、人工血管を結んで環状にする事で移動するイオンを均一にするというところが肝になるところなのに全く納得できないし、第一人者と呼ばれているような科学者たちがそんな簡単なことに騙されるかなぁ・・・という思いで一杯。



講談社
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