toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「紙片は告発する」 D.M.ディヴァイン

2017年03月19日 | 読書日記
原作をそのまま訳しました・・と言った感じでともかく分かりにくい。
仕方のない部分も有るけれど、多少原作から離れてもストーリを変えない程度であれば、もっと大胆に分かりやすくしてもらえたら、ストレスなく読めたと思うんだけど。
読む時間も半分くらいで済んだはず。
ミステリーだから細かい描写にも注意を払わないといけないと思い、何度も読み返してなんとか理解しながら読み進めたから大変だった。

苦労して読んだ割には、停電のトリックは事件が起きた瞬間に分かっちゃった(苦労した甲斐が有りました^^:)し、全体の展開ももどかしいばかりでかなり期待外れ。
意外な真犯人という点は結構買えるけど、もしかしてすんなり読めていれば、これも読んでるうちに分かっちゃたかも。。
偉そうに言わせてもらうと、翻訳もお粗末だけど、原作もわざわざ翻訳するほどのものかな・・という感じ。

それにしても登場人物はお酒飲みすぎ。
今の日本だったら全員飲酒運転で検挙です。



創元推理文庫
コメント
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