3篇からなる短編集。
前半の半分を占める表題作が中学生の頃大好きだったCCRの曲のタイトルだったので手に取ってみた。
この曲は当時のベトナム戦争で使用されたナパーム爆弾を雨に例えて歌った反戦歌だけど、この小説はそれとは全く関係なかった。
雨が降ると認知症の症状が出る母親の住む生まれ故郷に久しぶりに帰って来た主人公の話。
もしかしたら自叙伝になっているのかもしれない。
話が急に過去に戻ったりで分かりにくいうえに、全体的に暗くて気が滅入る作品。
次の「海の空、空の舟」は何を考えているのかさっぱりわからない中学生の話。
小説現代の新人賞受賞作らしいけど、個人的には全く面白くなかった。
「結局何なの・・・・?」という内容でした。
最後の「鯉のいた日」は、この中では一番まともな作品。
ある家族の日常を切り取った話。
やっぱり何が言いたいのか良く分からなかったけど、それなりに面白く読めた。
この短編が無かったら、この作者はもう二度と読まなかったかも・・
講談社
前半の半分を占める表題作が中学生の頃大好きだったCCRの曲のタイトルだったので手に取ってみた。
この曲は当時のベトナム戦争で使用されたナパーム爆弾を雨に例えて歌った反戦歌だけど、この小説はそれとは全く関係なかった。
雨が降ると認知症の症状が出る母親の住む生まれ故郷に久しぶりに帰って来た主人公の話。
もしかしたら自叙伝になっているのかもしれない。
話が急に過去に戻ったりで分かりにくいうえに、全体的に暗くて気が滅入る作品。
次の「海の空、空の舟」は何を考えているのかさっぱりわからない中学生の話。
小説現代の新人賞受賞作らしいけど、個人的には全く面白くなかった。
「結局何なの・・・・?」という内容でした。
最後の「鯉のいた日」は、この中では一番まともな作品。
ある家族の日常を切り取った話。
やっぱり何が言いたいのか良く分からなかったけど、それなりに面白く読めた。
この短編が無かったら、この作者はもう二度と読まなかったかも・・
講談社