toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「完全犯罪の死角」 香納諒一

2023年02月15日 | 読書日記
「逆転のアリバイ」を読んで、特に面白いとは思わなかったけれど、花房京子のキャラクターが魅力的だったんで、同じシリーズを遡って読んでみた。

これも倒叙ミステリだけど、このシリーズは全部倒叙ミステリなのかな?

完全犯罪と謳ってる割には、殺害後に死体を引きずって移動させた時点でもうダメじゃないのか?
物語の中では、警察から指摘されるもあまり大きな問題とされていない感じになってるけど・・・。
その点が最初の計画通り上手く行っていたとしても物語は成り立っているから、あえてそんな展開にする必要は無いんじゃないかな。

折角全体のストーリは良くできているのに、「逆転のアリバイ」もそうだけど犯人の行動がお粗末すぎてとっても残念。




2018.6.30
光文社
コメント
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