toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ママ」 神津凛子

2023年02月03日 | 読書日記
パパはできちゃった婚を前にして亡くなってしまい、ママ成美と二人だけで過ごすひかり。
二人の幸せな生活の中にインサートされる成美の監禁場面。
何が何だかさっぱり分からない展開が真ん中くらいで明らかになる。
そこからは異常性格者に監禁されそこから逃れようとする成美の物語になり、現実感が無くなりひたすら嫌な気分になる。
以降、救いようのない展開で落ち込むばかり。

ラストははっきり書かれていないけれど、ひかりの前にママが現れたという解釈で良いのかな?

伏線の張り方が上手いと思ったけれど、落ち込んでいるときには読まない方が良いかも。







2020.1.6
講談社
コメント
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