toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「小説落語協会騒動記」 金愿亭伯楽

2023年03月25日 | 読書日記
金愿亭伯楽って誰だろうと思って巻末の著者の紹介文を見たら金愿亭佳太だった。
80年に改名してたんですね。
金愿亭佳太と言えば、小学校の頃地元のローカルのラジオで土曜の午後の番組で県内の各地から中継をしていた人だったと思う。
近所に来たときは自転車に乗って見に行って、クイズに回答した思い出が・・。

本作は79年の落語協会分裂騒動を、フィクションや想像を交えてドキュメント風に描いたもの。
登場人物が多いのに、すべて仮名になっている上落語家の場合改名も有ったりするので結構混乱してしまう。

図書館で見つけた本だけど、巻頭の主要な登場人物一覧にネタばらしが書いてあった。
これから読む人のために・・・
永楽  文楽
美朝  志ん生
金生  円生
登喜蔵 正蔵
貴さん 小さん
金蔵  円蔵
羊生  馬生
朝光  志ん朝
禽吾  談志
金楽  円楽
桂馬  伯楽




2004.12.15
本阿弥書店
コメント
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