toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「数学者の夏」 藤本ひとみ

2020年09月22日 | 読書日記
数学が大好きな高校生が、夏休みに一人でリーマン予想の証明に挑戦するため信州の山奥の村に山村留学する。
ところが不思議な事件が起こったり、不可解な行動ををとる人物が居たりとミステリーっぽい展開になって行く。
ミステリーとしては葉書を発見して内容が明らかになった時点で謎がすべて分かってしまうような内容だし、青春小説としてはイマイチ内容が乏しいし、数学の物語としては全くの尻つぼみでどうにも中途半端な小説でした。




講談社

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