toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「カメオ」 松永K三蔵

2024年12月23日 | 読書日記

犬のカメオを成り行きで押し付けられてそのままなし崩し的に飼うことになった主人公の物語。
一緒にいるうちに徐々にカメオに愛情を持ってしまうけれど、マンションでは飼い続けられなくて悩む主人公。
ほぼほぼ思った通りのストーリ展開、そしてラストだったけれど、中編だったせいか最後まですんなり読めた。

 

 

 

2024.12.10

講談社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「花咲小路二丁目中通りのアンパイヤ」 小路幸也

2024年12月23日 | 読書日記

「花咲小路」シリーズの第8弾。

前作はSFファンタジに走ってしまい今後このシリーズはどうなっていくのか心配したけれど、原点回帰した模様でヤレヤレ。
あのエピソードも、そのエピソードもみんな伏線でした。

 

 

 

2024.12.9

ポプラ社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「神様のすること」 平安寿子

2024年12月21日 | 読書日記

第一話を読み始めて奇妙な行動を取った主人公の母が亡くなるまでの物語を描いた小説かと思ったら、第二話の途中から話がどんどん違う方向に行ったきり帰ってこなくなる。
もしかして作者の自叙伝的エッセイ風小説?
最後まで面白かったから、どうでも良いんだけど(笑)。

 

 

 

 

 

2010.1.25

幻冬舎

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「うるさいこの音の全部」 高瀬隼子

2024年12月20日 | 読書日記

中編の表題作と、その後日譚の短編「明日、ここは静か」と言う構成。

表題作は主人公の書く小説と主人公の話が交互に語られるけれど、小説の内容がが主人公の生活と徐々にシンクロしていって最後には混沌としてしまう。
私が区別できなくなっただけなのか、そういう意図で書かれたのかは分からないけれど・・・。

私が読んだ高瀬隼子の中では一番良かったけれど、どちらの作品も良く分からなかった。
私には高瀬隼子は合わないのかも・・・。

 

 

 

 

 

 

2023.10.10

文藝春秋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ

2024年12月20日 | 読書日記

主人公の状況設定がぶっ飛んでいるうえ、登場人物達のキャラ設定も絶妙なので、第一章はそれらを説明するために有るみたいな感じ。
短い第二章がその応用編のような位置づけだけど、上手くまとまっている。
バトンは親から夫へ渡されたわけですね。

実父と継母が離婚した場合、その子供を継母が引き取ると言うことが有るんですね。。

 

 

 

 

 

2018.2.25

文藝春秋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする