この日は珍しく秋晴れの一日、
しかも北京郊外の空気は比較的澄んで、珍しく遠くまで見通せました。
無用の長物と揶揄される最たるものがこれ「万里の長城」です。
この日は遥か彼方の霞む山の尾根を越えて視界の彼方へと伸びていました。
さすがに無用の長物です。これが中國なんですね。
こちらは北京の中央部の広大な場所を占める「故宮」、天安門は反対側霞んだあたりです。
晴天のこの日ですが、空気の汚さは20年ほど前からこの様です。
今ではもっと汚れはひどくなってるでしょう。
冬に向かって石炭ストーブが各家庭で焚かれると一気に空気の汚れが増します。
悪いことにここを通って吹く季節風が日本に汚染空気を運できます。
ここの故宮には宝物は殆どありません。
国民党政府が台湾に持ち出し、かの地の故宮博物館に所蔵されています。
出張で何度か足を運んだ中共ですが、観光旅行では出かけたくないですね。
上海や北京など都会はなおさらです。
出かけるなら中国の辺境シルクロードなどがいいかな?
ただ抑圧民族(ウイグル族など)との紛争には要注意ですが・・・・。