過日 御岳山の麓の王滝村滝越地区に新緑を尋ねました。
此処は 平家落人の伝承がある三浦一族が暮らす地区と聞き及びます。
電源開発に伴って現場所に移住、少し奥地の「三浦ダム」の湖底付近に元集落があったそうです。
梅雨入り前の曇天、しっとりと落ち着いた新緑です。
標高1047m、まだ藤が満開でした。
滝越地区に入るトンネル近くの自然湖にも新緑が映えます。
一番高い構造物がこれ、時代を感じる半鐘櫓でしょう。
地区内の神社「八王子神社」です。関東に三浦一族の根があるのでしょうか?
訪れる人も少ないひっそりとした神社でした。
この里は王滝村の小さな集落、昔の佇まいが残ります。
でも戸数は減少してます。関電のダムの保証助成などもあって残っている集落でしょうか?
自然災害も重なり何れ無住になる運命のように思います。近い将来ポツンと一軒家になるか?
このフジは数年前まで桜が咲き終わると同じ木にフジが花をつけました。
久しぶりで見たらすっかり桜は枯れてその樹に巻き上がっていた藤に置き換わってました。