2020年8月の夕景です。
対岸までおおよそ400m湖水のような流れが広がります。
次に掲載する写真は、今年の8月の同じ場所の流れです。
水枯れの時期もこんなに河原が露出することはありませんでした。
一昨年の記録的豪雨と言われた集中豪雨が上流で降りました。
そのときの影響で上流の中州の半分が削れて、頭大の石がたまりました。
川の中央部には川底が1~2mえぐれ急流ができいるようです。
結果今年の集中豪雨では上掲の流れになってしまいました。
この時期になれば湖水のようであった川面に3000羽を越す水鳥が越冬してました。
今ではその面影はありません。ごく少数のカモ類が深みに浮かんでいます。
今逗留しているカモ類は
「キンクロハジロ(30数羽)とカンムリカイツブリ(11羽)」
「ヨシガモ」(2羽)
「コガモ」(2羽)
「オカヨシガモ」(6羽)
温暖化が顕著になった自然破壊の一端が身近なところにも表れたました。
近畿の水瓶の琵琶湖も異常に水位が減っているようです。。
手のうちようがないのかな
こちら木曽川は渇水期でも対岸まで水があったのですが、川底が深く抉れてしまって水は流れ下ってしまうように変わったようです。私の知る限りでは初めて見る川筋です。
川虫がいない石のコケが付かないなど鮎の生育に大きく影響したようです。
陸でも昆虫や鳥が少なくなってしまいました。
何処の川も殆ど水が無く、鯉や鮎等は死滅したと思います。
所々残された水溜りに、サギ達が立ってますが、餌が少なくなってると思います。
水は地球上でいちばん必要な資源、それが少なくなってると言われてる、
それなのに北の大地で、水目的で隣国が土地を買い占めてると聞くと、
北海道、しっかりしろよと思います(^^ゞ
遠かったので、なんとなくわかる範囲で撮りましたよ
こちらは渇水ということでなく例年通りの水嵩です。
たまたま昔、自然にできたダム湖のようになっていた場所だったようで、その堰が上流の集中豪雨で壊れ河底がえぐれ川筋が出来たようです。大雨の度に川筋が広がり1km近く激流部ができています。
特に危険でない限り、自然にできたものは自然のままに放置するのが河川法のルールのようです。
漁師は今年で廃業するようです。
鳥撮りさんでは知られた野鳥保護区も鳥がいなくなり名ばかりになりました。
昨日なみなみと水をたたえる諏訪湖を見てきましたが
その豊かさに平安を感じました。
水は大事ですよね。
距離にして2km程の間ですが湖水のような場所が、白波が立つ細い激流に変わってしまいました。私の知る限り初めての変貌です。
影響は、魚や水生昆虫、河原の虫、留鳥や渡り鳥等広範囲にも及んでます。
写材減少に戸惑ってます。(笑)