さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

どういうわけだか 一番愛してるのは 人間なんだ

2015年03月29日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
タイトルは水田達巳「見飽きたピカソ」からねw 金曜日は代わりに土日出勤するからと休みをとった。 そりゃそうだろう、水田達巳というプロミュージシャンと同じステージに立つんだから、いつもの即席じゃあかんよ。 というわけで、27日の様子を遅れながらもブログに書き留めておこうと思う。

どうしようもなく、よく仕事終わりでステージに立つことが多いのだが、あれはあかんねェ~歌っていても頭の中は仕事の事を考えてしまう。 そんなんだからミスタッチやら、歌詞を間違えるわってのが多い。 今回はどうだろう、緊張しないはずの俺が緊張気味だったのは、そりゃそうだろう、いつもと違って、知らない顔のお客さんが多いんだから(苦笑) MCを使って、「勝さん、緊張ほぐれた?」「まだあかんやん!」と突っ込み&ボケしながらなんとかそれなりのステージをこなせたんじゃないかな? 「みなさん、もう少し待ってくださいね!じき僕らのステージ終わりますからw」といいながら、自分も早く水田達巳のステージを観たかったのは事実、急ぎましたがな~(笑)
相棒、小麻呂さんのリードギターは今回、最高の音してましたよね! 毎回毎回、ふたりの息が合ってきてるなと思うな。 達さんがMCで「ながたさん、Yajirobeいいですねw」のあのおかしな間のトークがそれらを語ってました。 自分でもわかるんです、TULIPの財津和夫に憧れ、一時はバンドを目指してましたが、二人のユニットが一番、楽曲を表現するには、阿吽の呼吸で俺には合ってるんだと。 小麻呂こと勝さん、この人は僕にとって最高の「おもちゃ」です!! 勝さんも思ってるさ、俺のこと最高の「おもちゃ」だとね!


しかし、オープニングを飾ってくれた山口 翔ちゃんはすごいわ。度胸があるというか、落ち着いたステージでちゃんとMCで笑いをとりながら、楽曲で人の涙を誘う。 俺の好きな「ローズ」は、聴いていていつもと違う空気で背筋が震えた。 たぶん彼女は、その時のライブの空気に合わせて、自分をどう表現すれば、その空気の色に染まるかを、意識的にか無意識的にか知らないが出来る女性なんだと思う。

そして達さんのステージは、これまた最高だった。 あらかじめリクエストしておいた楽曲(みどさんが好きなのでねw)「あるストリッパーに捧げる詩」から「泣かんといてくれ」に流れる2曲は、もうたまらんくらい最高で、何が最高か言葉が見つからないけど、きっと本人は何百回、何万回と歌ってるはずの「泣かんといてくれ」なのに、あの心に染み入る表現力は、失礼ながらもさすがプロ、二度と聴けない歌だった。 そしてお決まりのラストは「セキセイインコと誕生日」。 自分は親父も母親も亡くしてるので、あの歌はあかんのです・・・泣きました。
そして、そしてアンコール・・・「ブッキングライブでのひとりだけのアンコールは好かないのです。」との達さんの生きな計らいで、俺たちYajirobeと山口 翔ちゃんをステージに上がらせての「スタンド・バイ・ミー」はいい思い出になりました。 達さん!改めてありがとう!!  そして20人以上ものお客様に感謝、ありがとうございました! 一人で汗びっしょりのマスターはしもとさん、ありがとう! そして山口 翔ちゃん、勝さん、ありがとう!
写真はCD「この扉を開ける前に・・・」のブックレットから、渋い若き頃の水田達巳(達さんゴメン勝手に) いまも渋いけど、このころの達さんにも会いたかったなあ。