あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

ジャコウアゲハ

2017-06-11 16:50:36 | 日記


数日前に美容室からの帰り道にある川沿いのウマノスズクサの
様子を見に寄ってみた



すっかり刈り取られてあるのはイネ科の雑草ばかり



フェンスにはどうにか蛹になるところまで漕ぎつけた
前蛹が幾つかあった



ふと足元を見ると枯れたウマノスズクサの茎に
しがみついている健気な幼虫が居るのが目に留まった
可哀そうに思って枯れた茎を持ち上げると力なく落ちてしまったので
イネ科の葉に掴まらせて少し離れた場所にあった小さな
ウマノスズクサの近くに置いた



置いたというよりも落ちたと言った方が正確
根元に落ちたので力が残って居れば餌にはたどり着けると思った
もう一方では枯れた草に背中の糸が切れてだらりとぶら下がっている蛹があった
このままではだめだと思って持ち帰って厚手の紙でロート状の入れ物を作って
蛹を入れて置いた
昨夜の事なにかゴソゴソ音がすると思っていたら
見事に羽化したジャコウアゲハのオスがロート状の入れ物に刺した枯れた茎を
伝い上って来たのです
このような時でなければ撮影できないと思って
翅も撮影して置いたのが上の写真です
今日出掛ける時にいつでも飛び立てるようにベランダの花の上に
乗せて置いた
帰って覗いてみるとまだ出掛けた時と同じ花の上に居て
外に出て様子を見ようとしゃがんだら待って居た様に
飛び立った
ベランダの周囲を三回ほど飛び回ってから
生まれた川のある方に飛んで行った
シュミレーションフライトをしている様に見えたので
ここに戻って来ても食草は無いのよと思いながら見送った!

刈り取られても刈り取られても逞しく芽を出すウマノスズクサですけれど
流石にグッと少なく成っていた
恐らくもう期待はできないと思う!



昨日池を泳いでいるカイツブリの背中の形が尖って居ると思って
ファインダーを覗いたら




何と雛を三羽背中に乗せてスイスイ泳いでいる
カイツブリでした!!