あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

村山大島紬

2011-08-31 15:29:37 | 日記


時々散策に行く丘陵の近くに村山織物協同組合の建物があります
バス停の前でいつ見ても人の出入りも無く地味な雰囲気です
昨日は珍しく戸が開いていたので尋ねてみました
入った左手は事務所になっていて廊下を隔てた部屋の陳列棚に小物が
並べてあった
村山大島紬の歴史はネットで検索すると簡単に見られるので
転記することはやめて細かな大島紬の雰囲気をご覧ください
細い絹糸の一本一本が織り成す模様を飽きずに眺めたのは
言うまでもない
最近は和服も着ることがなくなったが軽くて着心地がよくて
歩いた時の衣擦れの音が何よりも子供の頃から好きな音の一つでした
黒い地に赤い模様の小銭入れです
明日は大安・・使い初めを致します



今年はそろそろ終わり・・・あんなに沢山居たカブトムシも一頭だけ



カブトムシのブラシのような口を撮りたかったが思ったように撮れなかった
では・・お腹の様子を
昆虫少年の方達はこんなの当たり前でしょうが
私はこの角度からはお目にかかったことが無い!!
精巧に出来ているのですね
足の細かな毛は何の役目をするのかしら?
小さな角を持つと平気だと教わって恐る恐る持ってみたけれど
足のトゲトゲを巧みに使ってちょっとやそっとでは木から離れなかった
足がもげそうなので手を離してしまった
又来年楽しませてね!!



湿地の柵の上にはキリギリスのようなギョロメの昆虫が居た
この手の昆虫はちょっと苦手
だって飛び跳ねるんですもの!!



木陰のいつものベンチでランチタイムにしようと思ったら
アキアカネとハラビロカマキリの子供が居た!



あらっ!! 今に襲われるわ・・・と見ていたら
タイミングを狙っていたのか両者動かず
次の瞬間蟷螂はトンボの翅を掴んだ



翅を掴んで食べ始めた
なおも眺めていたらトンボは体を激しくゆすり逃げた
こうして失敗を繰り返して狩を覚えるのでしょうね
大人の蟷螂なら翅を食べるなんて事は無いでしょう
面白い瞬間だった
小さいくせに以外にすばしっこくほんの少しの間にかなり遠くまで
移動していた
まだ翅も無いのでピョンピョンと飛び跳ねて移動するのです
この子供の蟷螂は果たして翅が立派になるまで生きていけるだろうか?


案山子

2011-08-30 18:31:21 | 日記


久しぶりです
案山子が待っていました!!
青空に薄く雲が流れていた



田んぼのあちこちに人影が・・・と思ったら案山子です



誰もいないあぜ道に足を踏み込むたびに一斉に田んぼに逃げるイナゴ
かじった痕は君の所為?
古代米の少し黒い稲の葉はあちこち虫食い状態



草陰には蜘蛛の卵嚢らしきものを発見!



シオカラトンボの仲良しカップルが何組もいたが
見られるのはオオシオカラトンボとシオカラトンボが殆ど
イトトンボが見られない!



もち米はまだ穂を垂れるには少し早そうだった
イナゴのカップルが用心深くこちらを見ていた!!



リスアカネが居た!!
お握りもって丘陵を歩くのは本当に久しぶりです
明日からお天気が悪くなりそうなので丘陵に行って見たが
あんなに沢山居たオオムラサキは全く姿がなかった



アゲハの幼虫に丸坊主にされた山椒の木でしたが
強いものです
あちこちから柔らかそうな新芽が出てきた
一枚残らず葉を食べられてしまったのでもしかしたら枯れるかな?
そんな心配はあっさりと覆されました


名栗川

2011-08-29 15:43:33 | 日記


名栗川では観光つり場や魚の手掴みが出来るようになっている
浅瀬に網を張って囲ってあり受付で料金を支払うと
軽トラックでバケツに入れたニジマスを運んできて放流してくれる
期待を込めてじっとおじさんの手元を見つめる少年



少年は恐る恐る水に入っていったが少女は大胆に水の中を
走って魚を追いかける
上で見ていた私も思わず「浅瀬に追い込んだら捕まえられるのに!」・・
結局見ている間には誰にも捕まえる事はできなかった
子供の頃は魚を手掴みする名人だったのよ・・誰も信用してくれないけれど



散策路に戻ると気になるのはクサギの花
オナガアゲハが来た!



クサギの花にはアゲハ類が群れ ヤマウルシのように見える花には
セセリチョウやコミスジが群れる



滅多にカメラを向けないキチョウも昨日はパチリした
ツマグロキチョウが今年は目撃されているので確認の為
何れもキチョウばかりだった
”蝶溜まり”と思わず口をついて出た言葉
それ程沢山の蝶や蜂が食卓に着いていた



お食事処に行く途中の花壇にイチモンジチョウ?と思って
見過ごそうとしたらオレンジ色の細い模様が見えた!
覗き込むとサカハチチョウだった!!
この地点は標高はどの位だろう?



綺麗な蛾だったので撮影しておいたが どの図鑑を見ても分からなかった
模様が少しどれも違っているので
お尋ねサイトでお聞きしたら”ヒサゴスズメ”とすぐに
判明した 模様の変異が多い種だとか
蛾は滅多に撮影しないが余りに綺麗だったので・・



観光地のお食事処は期待しないで入る事にしている
暫く時間が掛かって出てきたお蕎麦はシャッキリとした切れの良い
美味しい蕎麦だったのでちょっとびっくり!!
そばつゆも本格的なだしから作ってありこれもびっくり!
唯一つ難点は”山菜天ぷら”と称して出てきたのはキノコの天ぷらだった事
舞茸 エリンギ 椎茸の三種盛だった
「何が出てくると思う?」 山菜の時期ではないので「舞茸 椎茸」と答えた私は
正解だった

名栗湖

2011-08-28 18:05:35 | 日記


今朝の天気予報では台風が二つ
今週も余りお天気は望めない様子なのでかねてから行ってみようと思っていた
名栗湖へ
ヤマセミが運がよければ見られるかなと
淡い期待を抱きつつ・・・



ヤマセミは姿を見せず
オレンジ色のキノコが見られた



今日は八月最後の日曜日だった
名栗川の川岸はテントが沢山張ってあり
家族連れがバーベキューを楽しんだり水遊びをしたり・・
湖面にはカヌーを楽しむカップルの姿も結構見られた
ここではきちんとライフジャケットを着用しているのが見られた
カヌー工房もありインストラクターがいるようです



最近滝の近くに良く行く
大ヨケの滝・・道路から見えるのは下半分だとか
帰って来て分かったのですが!



道路の左右にはクサギが花盛り
カラスアゲハも花盛り!!



カラスアゲハが沢山飛んでいた
クサギにはアオバセセリの姿も何頭か見られたが
カメラを向けてと思ったらピュ~~っとどこかに消えた!!
もう色あせて青い翅がグレーになっていたのと
飛ぶ速度の速さであっという間に見えなくなった



アオバセセリに遊ばれてしまったので仕方なく
カワウが飛び立つ所でも・・・




生きる

2011-08-27 16:43:05 | 日記


過日公園で見かけたゴマダラチョウ
ゴマダラチョウの交尾・・そう思ってカメラを向けたが何だか様子がおかしい?
良く覗き込んでみると雄の頭がなかった!!
蟷螂なら翅を取ってしまうのだという
ならば何に襲われたのだろうか
トカゲの類だろうと言う事に落ち着いたが
その後このゴマダラチョウはどうしただろう?



草陰にオオミズアオが止まっている様に見えた



良く見ると蜘蛛に摑まっていたのです
撮影していると少年とお父さんが歩いてきて「まだそのままだよ!」と
若いお父さん
「蜘蛛に摑まってしまったのよ」とオオミズアオの後ろに僅かに覗いている
蜘蛛を教えた
その親子はびっくりした様子だったがどう思っただろう?
小さな蜘蛛にしては大きな獲物です!!



一方では連結して産卵に忙しいギンヤンマのカップルがいる



蟷螂の睨みあい!
どうするだろう・・・見ていると下の小さい蟷螂がパッと
飛びのき退いて逃げた
摑まると餌になってしまう・・生きるのは昆虫の世界も厳しい!!



我が家のアゲハの幼虫は見事に山椒の木を丸裸にした
食い意地が張っているのか三頭が葉っぱが無くなった
木にしがみついていたが驚いたことに茎を食べていた
諦めてみかんの葉を食べればいいのに・・



段々幼虫の数が少なくなってあちこちで蛹になっているので
植木鉢を動かして様子を見た所 何か動いて白いものが落ちた?
驚いた事にモンシロチョウだった
どうしてこんな所にモンシロチョウが??
はたと思い当たる事があった
モンシロチョウがいた植木鉢にはルッコラが植えてあった
何日か前にルッコラに穴が開いているのを見つけて葉の裏を見ると
青虫が二匹いた
何も考えずにお引取り願っていた
さてはあれが兄弟だったのか!!
羽化して間が無いのか羽化不全か?
伸びきらない翅が気になって様子を見ていた
もしも羽化不全ならば花が必要・・側にはイチゴの花が咲き始めているので
何とか大丈夫などと思いながら時間を置いて様子を見ていた
二時間ほど後には摑まらせたルッコラの葉には姿がなかった
きっと飛び立つ事ができたのだろうとホッとした



ルッコラの植木鉢に残された小さなモンシロチョウの抜け殻です



余りパッとしない画像ばかりですが
木蓮の戻り花が一つ蕾が膨らんでいた