数年前に高尾で撮影していた際、痛々しい201系が入線してきました。車両は一昨日に廃車回送されたH11編成時代のクハ201-99です。
戸袋窓とドアの間の塗装が脱落し、下地が剥き出しになっていました。
拡大してみてみると、201系の材質が良く観察できます。当時、剥がれた断面を見たときは1mmくらいの厚みがありました。検査時の塗装は塗り重ねていると思われその分厚みが増したと推測します。
この当時は201系オンリーでE233が配置目前という時期でした。まだまだ201は使える車両と思いきや、さすがにガタが来ているのかなと思った瞬間でもありました。その車両がつい先日まで活躍していたので驚きです。