週末になると次の週が気になり一週間を指折り数えながらカレンダーを覗く。今日が一番大切な筈なのに、飛び越し後々のことまで考えてプロセスどころか結論を急ぐ。仕事だけでなく私生活も一緒でいつも先、先が頭を過ぎる。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を、険しき山を登るがごとし。急ぐべからず。」(家康)長い人生、どんなに突っ走ろうと明日は飛び越せない、なのに、いつも時間との競争?無理が通る歳でもないのに手抜きできない性分、草臥れることが増えた。
時間の価値は長さよりも深さ!若い頃から親父によく諭されたものだ。じっくり腰を落とし、移り変わる四季に触れ「日々是好日」、明日のことより二度とない今日を愉しめたらどんなにいいか、つくづく思う。