岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座α30号」より5首

2022年10月08日 23時35分48秒 | 岩田亨の作品紹介
・眩しかる舞台の上のダンサーは憂い漂わせ裾るがえす 知人のフラメンコの舞台を幾たびも見た。フラメンコは流浪の民の楽曲。そのせいだろうか憂いに満ちた表情をして舞台で踊るのを見た。場所と時刻は「捨象」した。  ・会いたしと汝(なれ)よりメールが届きたり紫陽花の咲く6月の夜に 「相聞歌」。知り人から「会いたい」とメールが届いた。男女の別、時刻は「捨象」した。・報道に心の曇る一日(いちじつ)は清楚なるはな . . . 本文を読む