岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

2017年の創作環境(1)

2017年02月16日 17時46分02秒 | 作歌日誌
去年までと大きく違う年初の二か月を過ごした。この二か月の間に音楽の生演奏を4回聞いた。国府弘子と藤原道山のコラボ、フラメンコライブ、Paco y Takacoのライブ、地元近くの店での生演奏。短歌には音楽性がある。声調とか調べといわれる。だからというわけではないが、、生演奏を聴くと感覚がさえてくるように感じる。


 つぎに植物を扱うこと。短歌には植物がよく詠みこまれる。だが植物図鑑では実際の植物と印象が異なる場合が多い。折しも去年は団地の管理組合の理事の当番がまわってきた。様々な役割分担があったが植栽理事を希望した。世帯数400、住民1000人の大規模団地。樹木の数も種類も多い。月に一度「緑のパトロール」をする。そこで並木や樹木の生育状況を確認する。組合のコンサルタントは植物に詳しく、樹木名をすべてこたえられる。そのパトロールの途中で写真をとり、FBのグループに保存しておく。


 「緑のボランティア」にも登録した。団地内の樹木の管理できる部分は自分たちで管理しようというものだ。ベテランのコーチでマテバシイの剪定(刈り込み)も体験した。植物の息吹を直に感じられる。


 FB繋がりで聖書を読むようにもなった。聖書を哲学書と考えれば学ぶべき点が多い。作品にも聖書の内容を読み込むのは前から多かったが、これに拍車がかかったようだ。


 詩集や「現代詩手帖」も意識的に読んでいる。詩集も政治経済の本も読んでいる。読書の幅が広がってきた。日本近代文学館の「夏の文学教室」には今年も行こうと思う。


 数年前に先輩歌人から「様々な芸術に親しめ」と言われた。こうして「心を耕して」行こうと思う。




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