岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

今年の:10大ニュース(2012)

2012年12月31日 23時59分59秒 | 紀行文・エッセイ
2012年 岩田亨の10大ニュース

1、第三歌集「剣の滴」を上梓。

 この歌集は「オリオンの剣」の拾遺または続編にあたる。どちらかと言うと地味な作品が多かったが、昭和30年代以降の歌人たちに評判が良かった。短歌の将来も捨てた物ではない。

2、「剣の滴」が横浜歌人会の年間優秀歌集の最終選考に残った。

 その地味な作品群が評価されたようだ。「第一歌集は夢中、第二歌集は一生懸命、第三歌集で自分の味が出る。」と言われたことがあるが、これが僕の「味」なのかも知れない。

3、「星座α」の歌会を欠席しなかった。

 尾崎主筆と様々な話をしたが、佐藤佐太郎が残した「選者心得」が大きな財産となった。この指導方法は「霧が丘短歌会」で成果を挙げつつある。

4、「運河の会」の「かながわサロン」と「東京歌会」を欠席しなかった。

 佐藤佐太郎と斎藤茂吉の歌論と実作を深く学ぶ機会ともなり、2013年に「斎藤茂吉と佐藤佐太郎」(仮題)を出版する決意がついた。

*以上は短歌に関する事だが、次に僕自身の健康状態について。*

5、腸閉塞になりかけて、闘病ということを強く意識した。

 腸が詰まりかけると、下腹部に激痛が走る。病気の重さが身に染みた。

6、ダイエットに成功して、10代後半の体重に戻った。

 90キログラムの体重が、63キログラムまで落とせた。着られる洋服が増えた。これは僥倖。

7、毎日飲む薬が、ついに12種類となった。

 まあ薬も食事の一部と考えて、そう深刻には考えない様にしている。だが、短歌もそうだが、体が資本なのでせいぜい養生したいと思っている。

*次に社会の出来事について。*

8、原子力発電の危うさを、ハッキリと自覚する様になった。

 失敗を乗り越えながら、科学は進歩する、と言った政治家がいたが、とんでもない間違い。原発の実験の失敗は、人間にとんでもない被害を与える。他の実験とは根本的に違う。

9、我が家の節電に目途がついた。

 夏も冬もエアコンなしで通した。夏はシャワー、扇子、ノーネクタイで凌ぎ、冬は重ね着、着ぶくれで凌いでいる。家の電燈も順次LED電球に替えて行く予定だ。

*そして最後に良い事。*

10、浴室を中心にリフォームを終わらせた。

 来年こそ良い年でありますように。





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