「天童大人プロデュース:詩人の聲」岩田亨公演(26回目)
於)ギャルリー東京ユニマテ
プロジェクト「詩人の聲」は詩人と聴衆と場の織りなすコラボレーションだ。都内の画廊で行われることが多いが、展示されている作品によって聲の出かたが違う。今回は僕の気に入った油彩画が展示されていて、その作品も見る人間の想像力を刺激するようなものだったので聲が出し易かった。
ただ天童からは「まだかたに力が入っている」「もっとゆっくり読んだほうがいい」と言われた。なるほどだ「詩人の聲」の参加詩人で短歌を音読するのは、僕以外では高橋睦郎だけだ。しかも高橋は現代詩を読むのが多い。短歌をどのくらいのテンポで読んだらいいんのか掴めない。試してみるほかはない。
今回は歌集集録作品に拘らず、先ず新作をよんだ。所属雑誌に発表した作品だ。これが約40首。次に角川短歌賞の最終選考に残った50首詠「鎮魂の夏」を音読した。
それから心理詠、自然詠を300首あまり音読した。
今回も作品は提示しない。過去の記事、来年出版される第四歌集を参照して頂きたい。
次回は12月22日。UnicaGalley(三宿)で行う。クリスマスも近い。クリスマス公演となるような工夫をしたいと思う。新作を中心に読む。
制作中の相聞もまとまった数の作品がそろったので読んでみたい。
予約、問い合わせ。
03-3422-3049(Unica Gallery)
090-6181-0556(北十字舎)