2022年2月下旬にロシアがウクライナへの侵略戦争を始めた。理由がどうあろうと、武力による国境の変更要求は許されない。先制攻撃も許されない。
特に武力による国境変更の要求は、曲りなりにも機能してきた国連の存在意義を揺るがす。戦後、こんな戦争は初めてだろう。かなりショックを受けた。眠れない夜が続き、昼夜逆転の生活から抜け出せない。戦争体験のある95歳の母は毎日泣いている。
戦争が生活を全く変えてしまった。
1、生活リズムが完全に崩れた。2,うつ病の症状が重くなった。
3,短歌がほとんど詠めなくなった。開戦以来一か月、詠んだ短歌は3首しかない。
4,戦争を詠みこんだ作品を歌会に出詠したら「毎日テレビを見ているのか」と批評をする人がいた。
5、テレビは見ない。情報は新聞とSNSだ。こんなに戦争を身近に感じたことはない。
母が言うことは本当だった、「戦争は美しいものを消してしまう」。いや美しいものを美しいと感じる心の感性を抹消してしまうのだ。
一日もはやく、ロシアがウクライナから撤退して、戦後処理が適正に行われることを願う。
