「霧が丘短歌会」 2014年4月21日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「洗車機の洗浄される黒自動車」「咲く躑躅を行きに例えて喜ぶ人」「枯草の焼ける炎」
「枝の赤くなった桜並木」「白い桜の輝」「落ち椿に思う亡き友」「花筏」「桜のもとで静まる人ら」
「真夜中の車のライト」「早春の浅葱を食べる」「白木蓮の咲く朝の情感」「愛読書に癒される心」
「春を告げる木々の芽吹き」「欠点を指摘された心」「桜咲く神社」「磨かれた回廊を歩む僧」
「桜のもとで取り組まれる相撲」「冬から春へ変わった夜空」。
2、主な論点:
「漢語が多いと一首が固くなる」「漢字と平仮名の表記の問題」「言葉が無造作ではないか」
「必然性のない『句またがり』は避ける」「『連体形』の結句は中途半端になる」「助詞の用法」
「上の句と下の句とで同じことを表現していないか」「『括られた言葉』は失敗が多い」
「言葉は的確か」「比喩(直喩)の是非」「主題が明確か」。
3、会の運営その他:
・次回は5月26日に行う。
・短歌の修練4原則を確認した。
(1、たくさん読む 2、たくさん詠む 3、自分の作品を声にだして読む
4、たくさんの詩集を読む・詩人の声を聞く)
・各会員の独自性が一層出て来た。あとは表現力の問題。
・「詩人の聲」のスケジュール(5月分)を紹介した。
・引き続き会員を募集する。(連絡先・090-8017-9217 岩田携帯)