海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

山は宝

2007年06月02日 20時32分10秒 | 地元のこと
最近、宮日新聞に「山は宝」企画特集が一面を飾っている。

さて、一応、連載記事の体裁を整えているが、ニュースソースが少なすぎるなあ。この手の記事では、今問題になる概要が多くの人に伝われば成功なのだろうが、もう少し突っ込んで欲しい。

この連載で一番必要なのは、原木の適正価格の提示だろう。取材すればするほど深みに嵌るだろうけど・・・。

「山は宝」とした時点で林業者よりになってしまうことに気づくはずだ!
「杉は宝」の方がしっくりいくのに・・・。

かわいそうだから答えを用意しておくと。
私が思う適正な価格は、原木の平均単価を最低でも22000円にするべきだ。再造林だけでなく、山の整備にもコストを支払わなければならなくなってきている。苦しいだろうが補助金はもうないと覚悟しなければならない。

今、国民は、林業行政を相当不信に思っている。

信じられない多額の税金が林業行政で使われ、林業に直接有効な手段となっていない。地方が大手の企業の集金の場になっている。地方が退職した官僚をも養っている構図が今回浮き彫りになった形だ。

一端リセットしてゼロからスタートするとすばらしい財産が生まれるはずだ。

時代は国産材であるし、杉が世界にでる重要な木材であることを林業者や製材業者は知らない。


原稿

2007年06月02日 14時27分16秒 | まちづくり・ボランティア
近頃、妙に文章を書く時間が増えた。

手軽に書くブログは、ほんの数分で書けるのだが、出版物・印刷物となるとちょっと事情が変わる。

多くの人に読まれるものだし、手から手へ渡っていくことを考えると変なことは書けないなあ。

今回もまちづくりがテーマの文章で、まあ、原稿料をもらわない文章だからアマチュアなのです。その辺は、勘弁してくださいな。

あとで、「読みましたよ」と言われるとありがたいやら恥ずかしいやらで・・・。言いたいことの10分の1も書いていない文章で本当に私の真意が伝わったかどうかも怪しいのですが?(

大学のときコンクリート学の教授に「もっと高校の教科書を読みなさい」「小学生にわかるレベルで専門が話せれば大学教授になれる」と言われました。

今でも私の部屋の本棚には高校の教科書が並んでいます。

専門家が専門の人たちに説明や話をするのは簡単で意思の疎通もできるでしょうが、専門分野を小学生に理解させるには、現実問題並大抵の知識ではできないと思います。

大学教授を目指すのではありませんが、自分の仕事を自分の子どもたちにうまく伝えるには、どうすればいいのか、近頃考えます。自分の子どもに親が残せるものは何なのか?

ウエブでは、力が入っていなかった文章書きにこと出版となると力が入ってしまうのは、多分、そのせいでしょう。