大工さんのテクニックについては、結構反応が良く気分が良いので続けて書きます。
ちょっとお調子者です。
南雲勝志氏デザインのストリートファニチャー「杉あかり」
コレにもさまざまな仕掛けをしています。
でも、基本的なことは、元口と末口を逆にしないことです。特に
屋外で使用する木材は、逆にするかしないかで、耐久性が格段に違ってきます。
「木材は天然モンだから…」と大工さんや木材屋さんは、逃げ口上に良く使います。
海杉もそうでした。時々使っています。自分たちの知識の範囲を超えると自然とか天然とかどうしようもない言い訳をしてしまうのです。
大工さんの腕が落ちたといわれて久しいのですが、それを指摘する現場の監督も技量もどこか消えています。
理屈と経験が伴っていないのです。
「杉あかり」に話を戻します。この街灯は、その名の通り、街灯の柱は、杉を使用しています。二つの材はを張り合わせて八角形にするのです。この時、材の末口と元口を同じように揃えます。
つまり、街灯の柱は、杉が生えていた時と同じように立てるわけです。
迷信のようなことに思われますが、屋外で木材を使用する時は、十分気をつけて欲しいテクニックです。
当たり前のようなことでも、今の大工さんはしないのです。家の柱でも平気でさかさまに立てる人もいるのです。大壁式なら構わないじゃないかと言う訳です。
そんな大工は二度と使いません。手抜き以前の問題ですから。
では、なぜ?屋外の木材は、末口と元口を生えていた時と同じ状態にするのでしょう。
それは、導管の太さの違いからです。どうしても、根元の方の導管が太くなります。ラッパ状の導管とイメージしてください。木材は、水分を溜めていると腐りが起こってしまいます。ラッパを上に向けているか、下に向けているかで水分が入りにくくなるか入りやすくなるか、ずいぶん違います。
木口をカバーすることは、腐れを防ぐことになります。と言ってコーキングなどを塗りつけることは、愚の骨頂です。
屋外に出す木材は、木口を見せないコレが原則ですね。
ちょっとお調子者です。
南雲勝志氏デザインのストリートファニチャー「杉あかり」
コレにもさまざまな仕掛けをしています。
でも、基本的なことは、元口と末口を逆にしないことです。特に
屋外で使用する木材は、逆にするかしないかで、耐久性が格段に違ってきます。
「木材は天然モンだから…」と大工さんや木材屋さんは、逃げ口上に良く使います。
海杉もそうでした。時々使っています。自分たちの知識の範囲を超えると自然とか天然とかどうしようもない言い訳をしてしまうのです。
大工さんの腕が落ちたといわれて久しいのですが、それを指摘する現場の監督も技量もどこか消えています。
理屈と経験が伴っていないのです。
「杉あかり」に話を戻します。この街灯は、その名の通り、街灯の柱は、杉を使用しています。二つの材はを張り合わせて八角形にするのです。この時、材の末口と元口を同じように揃えます。
つまり、街灯の柱は、杉が生えていた時と同じように立てるわけです。
迷信のようなことに思われますが、屋外で木材を使用する時は、十分気をつけて欲しいテクニックです。
当たり前のようなことでも、今の大工さんはしないのです。家の柱でも平気でさかさまに立てる人もいるのです。大壁式なら構わないじゃないかと言う訳です。
そんな大工は二度と使いません。手抜き以前の問題ですから。
では、なぜ?屋外の木材は、末口と元口を生えていた時と同じ状態にするのでしょう。
それは、導管の太さの違いからです。どうしても、根元の方の導管が太くなります。ラッパ状の導管とイメージしてください。木材は、水分を溜めていると腐りが起こってしまいます。ラッパを上に向けているか、下に向けているかで水分が入りにくくなるか入りやすくなるか、ずいぶん違います。
木口をカバーすることは、腐れを防ぐことになります。と言ってコーキングなどを塗りつけることは、愚の骨頂です。
屋外に出す木材は、木口を見せないコレが原則ですね。