米オレゴン州の海岸に漂着した津波がれきとみられる鳥居
<米オレゴン州>鳥居?漂着、日本側と対応協議
毎日新聞 3月26日(火)10時28分配信
元の場所に戻してあげたい。
米オレゴン州の海岸に漂着した津波がれきとみられる鳥居の笠木の形をした木材=2013年3月25日、州公園レクリエーション局提供
【ロサンゼルス堀山明子】東日本大震災の津波で流失した漂流物が相次いで漂着している米西部オレゴン州の海岸で25日までに、神社の鳥居の一部と見られる木材が見つかった。宗教施設に関連した可能性のある漂着物は初めて。州当局が厳重に保管し、在ポートランド日本出張駐在官事務所と対応を協議する。
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鳥居に似た木材は22日朝、州北部オーシャンサイドの海岸で住民が発見し、州当局に通報した。日本語表記は確認されていないが、長さ約5メートルで、朱色に塗られた部分が残っている。鳥居の上部の笠木(かさぎ)の形と似ている。
州公園レクリエーション局のクリス・ハベル副局長は「宗教関連なら慎重に対応する必要があるが、適切な方法が分からない」と困惑しており、日本側から指示を受けるまで、州公園内の一般市民立ち入り禁止地区でビニールに包んで保管するという。日本出張駐在官事務所は「津波漂流物だと判断する根拠が見つからないので現段階で指示できない」と述べ、確認を急いでいる。
どこの鳥居だろうか?
明神系の鳥居です。