

少々困った・・・

やはり、占い師は受け入れられないようだ

私は、どうにかして彼女を助けたかったが
受け入れてもらえる気がしない

「スス~ッ
」

そこに、座主様登場

座主「お話は終わりましたか
」

透明「フルフル
」


私が首を振る・・・。
温田「申し訳ございません
」

座主「やはり、受け入れられませんか
」


温田「・・・・・。」
座主「透明殿は、どうですか
」

温田「
」

透明「えっ
」

座主「この度の申し出は、温田様が任せる
任せないでは無く、私共では太刀打ち
できない、運命の歯車を、貴方が
止められるかどうか
なのですよ
」
任せないでは無く、私共では太刀打ち
できない、運命の歯車を、貴方が
止められるかどうか



温田「
」

透明「
・・・そうだよね
う~ん



確実にとは言えませんが、できるとは
思います
思います

ただ、この流れを変えるためには、
私一人の力では、叶いません

温田さんの力がなければ・・・。」
温田「
」

座主「そうですか、できますか

さて、温田様

いかがなさいますか

私共では、願いを叶えることはできかねます

ですが、ここにいる男性にはできるとのこと

よ~くお考えの上、お選びください

このまま、座してお帰りになるのか

希望にすがってみるのか

お選びになるのは、貴方次第ですよ
」

重い言葉を、スラ~ッと言うな~

でも、これでダメなら私は何もできない

温田さんが考えるのに、数分の時間がかかったが

温田「先ほどは、失礼しました

どうか、お願いします
私達家族を助けてください
」


深々と頭を下げる温田さんに、ニコニコしている座主様が
語りかける・・・。
座主「縁とはまこと、数奇なものですね

温田様が本日お目見えして、偶然貴方もここに
おいでになった

きっと、仏様の導きでしょうな~
」

おいおい
変にプレッシャーかけんでくれ


透明「温田さん
どこまでできるかわかりませんが、

たずさわるからには、私は全力でお手伝いします

今日は、ここではできませんので、私の東京の
事務所に一度来てください

それと、少しばかり用意して欲しいものがあるので、
それを持って来ていただければ幸いです
」

温田「わかりました
何卒宜しくお願いいたします
」


こうして、座主様の取り計らい(陰謀
)で温田さんを

鑑定することになった私は、後日、温田さんと再会

記事の冒頭へと戻ることとなった ・・・。
続く ・・・。







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