異世界冒険譚 ・37
ちび「オ、オイラ ・・・嫌だよ ・・・。」
透明「ちびにゃ・・・。」
ちび「透明と、もっと一緒に世界を回りたい
もっと、透明と話がしたい
もっと、もっと・・・。」
私は、ちびにゃを抱きしめる
透明「ちびにゃ・・・私も楽しかった
ちびにゃがいてくれなかったら、
本当に迷子のままだった・・・。
ちびにゃが居てくれたから、
ここまでこれたんだ
ちびにゃと過ごした時間は短いけど、
私にとっては、人生の中で、最も素晴らしい
時間だった
時間だった
本当に沢山・・・沢山・・・ありがとう・・・」
涙が止まらなかった・・・。
ちびにゃとの時間が、走馬灯のように
思い出される・・・。
透明「ちびにゃ・・・きっと、いつの日か、
また会えるよ」
また会えるよ」
ちび「ほ・・・本当に・・・」
透明「うん世界は繋がっているから
私は、薄い壁を挟んだ、向こうの世界で
ちびにゃは、この素晴らしい世界で
一生懸命生きて、立派なクーニャになって
私も、もっと修行して、立派になったら、
きっとまた会えるはずだよ
だから、それまで元気で頑張るんだよ」
ちび「約束・・・」
透明「うん約束」
そう言うと、ちびにゃは、羽の毛を一本差し出す・・・。
それを受け取ると同時に、身体が薄くなって
ゆくのがわかる
透明「・・・絶対に忘れないから
ちびにゃ元気でね」
ちび「うん」
透明「ゴルさんやアカツさんにもヨロシク言って
おいてね」
ちび「うん」
透明「ちびにゃ・・・ありがとう
またね 」
ちび「と・・・とうめい~~~~っ 」
私の体が、消えてゆく・・・。
昴の召喚呪文が聞こえる
かき消されて行く自分の体を視て初めて理解した
もともと、この体は、アストラル体
そこに異世界の魔素が混流し、体を作っていた
ということか・・・。
それじゃぁ~、もともと実体は自分の世界に
あるってことかよ
あるってことかよ
透明「(これじゃぁ~、私もあちらの世界では
害獣と同じ存在だったってことじゃん
何か・・・複雑・・・)」
害獣と同じ存在だったってことじゃん
何か・・・複雑・・・)」
そんな意識を最後に、私の記憶が遠のいてゆく・・・。
「ガンッ 」
透明「あいた~~~~~~~っ 」
いきなり、強い衝撃で目が覚める
透明「・・・・・あれ
こ、ここって・・・・家の玄関
うっ頭打ったって
えっええ~っもしかして、私・・・。
玄関で倒れたってこと~~~
そ、それじゃぁ~、今までの記憶って
・・・夢」
ま、まさかの、夢オチ
透明「嘘だろ~」
「ふさっ」
透明「」
打った頭を撫でている手に何かがある・・・。
透明「・・・・羽
・・・・そっか・・・・」
ちなみに、この後、昴から連絡があり、状況をまとめてから、
頭を小突きに足を運ぶ
平行世界との時間軸の差は、あちらの世界の一日が
こちらのたった2分程度ということがわかり驚愕
要するに、玄関で私は、30分程度倒れていただけ
ということになる・・・。
突拍子のない異世界冒険譚
今回の話は、あくまでもフィクション
そうフィクションという名の貴重な情報です
透明ブログ史上最長記録
最後までお付き合いいただきありがとうでした~~~
透明「(はぁ~・・・最後まで消されなくてよかった
フィクションという言葉も使いようだなぁ~
ひとつ、賢くなったぞ)」
フィクションという言葉も使いようだなぁ~
ひとつ、賢くなったぞ)」
完
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回の話は深く話せないことなので すみませんが
ご質問はお返しできないと思ってください
また何かの機会に掘り下げられればお話ししたいと思うので、
もし知りたいことがある場合は、リクエストでお願いします
(質問ではなくリクエストと書いていただけたらと思います)
お知らせ
明日は、今年最後の記事です
開運のためのお得情報ですので、2020年をお迎えする前に
是非チェックしておいてくださいね
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