占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

治療中・・・。・16

2020年07月30日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。16


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

透明「ううっ・・・泣ける・・・


休みに入って3日目・・・。

不自由さに慣れ始めた私は、連日のニュースを

チェックしつつ、この機会にお試しで入った

動画配信サービスでアニメをチェックし、

オタクの域に達しようと試みていた


透明「はぁ~日本のアニメは素晴らしい

   しかし・・・・。」


まだ疼く腕をスリスリしながら考える・・・。

あの時もっとこうすればとか、ああすればとか、

後悔というのは、後でしかできないが、

後々の糧としなければ意味がない・・・。

それに、後悔できるというのは、幸せな方なのだとも思う

頭の中で何度もシュミレーションする作業は、

こういう生き方をしてきてしまった私の

日課になっていることにも改めて気付かされる。


透明「はぁ~・・・クヨクヨ考えても仕方ない

   しかし、腕の腱が切れなかったのは

   ラッキーだったよなぁ~

   骨が少し剥がれたのと、筋肉の裂傷は

   すぐに治るけど、腕のじん帯は、時間が

   掛かりそうだから、厄介だなぁ~

   仕方ない、少し自分でも治療するか


私は、見終えたテレビを消し、カーテンを全て締め、

部屋の中央で禅を組む・・・。


透明「ふ~~~~っ


目を半眼にし、頭の中でイメージを構築・・・。

脳から伸びる主神経、血管を鮮明にイメージし、

そこから脳の司令を右腕に伸ばしてゆく・・・。

具体的に、主神経には回復力を向上させる

イメージをもたせ、傷ついた神経が細胞分裂を

起こし、傷が埋まってゆくイメージを投影・・・

血管には、血流の流れを早くさせ、

酸素と栄養素を右腕に集め、代謝を高める

イメージを投影してゆく・・・。

そのイメージを実際に目で見ているように

脳を錯覚させるのがポイント


うまくゆけば、回復力は数段上がり、

治療がスムーズにおこなわれてゆく


そんな時間が、約2時間続き・・・。


ぐううううっ


透明「はっ・・・・腹減った~っ

   動いて無くても腹は減るもんだ

   仕方がない、集中力が切れたところで

   ごはんごはん


っと、まあ、こんな毎日を過ごしていた・・・


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


三柱の二本目を終えた私達は、

隼子さんの待つ車に戻る・・・

戻る道中、導師は気を遣ってくれたようで

ゆっくりと歩いて下山・・・。


隼子「おかえりなさい えっ


私の腕の状態を見て、隼子さんの顔色が変わる


隼子「な、何があったんですか

太元「透明のおかげで、儂は助かったんじゃが・・・。」


それから、先程あったことを隼子さんに伝えると、

隼子さんは急いで病院に車を走らせようとした

私は結界の仕事が終わり次第行くと伝え、

何とか、次の現場へ向かってもらうことにした


           続く・・・。






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治療中・・・。・15

2020年07月28日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。15


火事場の馬鹿力で間に合った私の右腕は

完璧に大岩を捉えている


透明「間に合っ


ズズンッ


透明「ぐっ


大岩の勢いが私の右腕一本に伸し掛かる


透明「(しまったう、腕が伸び切っている

    こ、これでは
)」


自分の体の中で色々な音がこだましている


ミチミチブチブチグググッパキッ


透明「ぐわっ


このままだと右腕が完全に逆側に折れる

こんな危機的状況の時に限って、脳というのは

時間がゆっくりと流れているように感じさせる

私は凄いスピードで頭をフル回転させた


透明「(右腕は、このまま肘を曲げて支えることは

   不可能・・・岩の勢いを考えれば、方向を

   変えることは今の状態では不可能・・・。

   どうする何か無いか・・・

   岩の跳ねた勢いが少しだけ残っている

   だとしたら、岩の力を利用して、

   下に力を流すのが最良か
)」


こんなことを考えている時間は、きっと

0.1秒にも満たなかったのだろう・・・

・・・しかし、方向性は決まった


透明「私の腕・・・耐えてくれよ 


私は大きく踏み込んだ右足を少し曲げ、

右の肩から腕、手首を下の方へねじり込む
・・・。

相手の力を増幅させ、岩の方向を真下に軌道修正する


ビキッビキキッ


ズド~~~~~ッ


大岩は思ったように、力を真下に変え、

地面を滑りながらも勝手に土地に埋まって行く・・・ 


透明「はぁはぁはぁはぁ

太元「・・・・


太元導師が目を白黒させている・・・。


透明「な、何とか・・間に合っ・・ぐっ

   ・・・うううっ・・・



大岩を支えた右腕は、逆側に曲がることはなかったが、

あらゆる機能を破壊されていた・・・。


透明「ぐぐぐぐぐっ・・・

太元「と、透明だ、大丈夫か

透明「だ、大丈夫、大丈夫です・・・・


私は常々思っていた・・・大丈夫という言葉は

相手を安心させる言葉
である反面

相手は、何かを耐えている、我慢している

という言葉である
ことを知っている

しかし、私はあえて大丈夫を使う

私の場合、大丈夫と言葉が出るうちは、まだ

余力が残っていると自分に言い聞かせられる
からだ・・・。


太元「・・・すまん・・・もう少し耐えてくれ・・・」

透明「大丈夫です続けましょう


ズキズキと疼く右腕を無視しながら、

私は警戒を怠らない・・・。

雨はまだ降っている

常に最悪を考え、状況を冷静に把握する

しばらくして太元導師の結界修復が終わり

導師が気を使いながらも、続きを頼んでくる

バツの悪さを和ませるために、笑顔で

結界業務を引き継ぐ



そして・・・。


透明「ふ~~~~っ・・・終わりました

太元「透明・・・すまん・・・儂が・・・

透明「導師のせいではないじゃないですか

   自然の驚異は仕方がないです

   今は、変革期ですから、二人とも

   無事だったことを喜びましょうよ

   それに、導師の仕事に対する姿勢に

   感動しました


   賛否はあるかもしれませんが、

   世の中のため、自分の危険を顧みず

   結界のために命をはる導師を

   私は尊敬しますよ


太元「言葉が見つからん・・・


私の右腕は、肘の部分から紫色に腫れ上がっていた・・・。

しかし不思議なもので、痛みがピークに達すると

腕が麻痺して、痛みが緩和されていた・・・。



          続く ・・・。





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治療中・・・。・14

2020年07月26日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。14


地脈が一気に動き出す


透明「まずいマズイ  まずい  マズイ !! 


足場が安定せず、ぬかるみに足を取られる


ザザ~ッ


思い切りコケながら、太元導師の元へ

走り続ける・・・


透明「あっいた

   太元導師~~~ 

太元「山鳴りじゃ注意しろ

透明「


周りから、バキバキという物凄い音が

木霊している


ズド~~~~~~~~~ッ  


透明「


私の通ってきたすぐ後ろが、堰を切った川のように

崩れ、流れ落ちて行く


透明「あっ、あぶねぇ~~~~っ


一歩間違えれば、地すべりに巻き込まれて

いたかもしれない・・・

言いようのない冷たい汗を背中に感じながら

私は導師の元へ急ぐ


太元「・・・くっ手元がブレる・・・


結界石が揺れている

この結界石は、長年こういった地すべりで

この場所まで流されてきた
のだと、

今になって気付かされる・・・。


太元「くっ


ドンッ!!ドドッ!!ドンッ!!


太元「

透明「なっ


太元導師の上の方

結界石より、一回りくらい小さいが

通常なら十分、大岩と言える岩が

大木に当たりながら、ハネ落ちてくるのが見える



透明「マズイマズイマズイマズイ


太元導師は今、結界の再構築でその場を動けない

もし今、手を離せばベースになる結界自体が壊れ

要の三柱が瓦解してしまう


落ちてくる岩は、結界石より小さいといっても

何百キロにもなる大岩

そこに滑り落ちてきたスピードを考えれば

ダンプカーレベルの衝撃になる

やはり、導師は動けないでいる

くっ、くそ~~~~~っ間に合わない


プッン

透明「


私の中で、何かがプツンと切れる音がする・・・

記憶が鮮明に蘇る

必死に付いていった導師の足運び・・・

内股で走っていた自分の姿に投影してゆく


グググッ・・・パァン  


私の足の親指がハッキリと地面にめり込むのがわかる

そこから拇指球が熱くなり、思い切り地面を跳ね上げる

・・・一歩一歩の歩幅が変わって行く


パァンパァン  


足を踏み込むたびに地面を蹴る音が大きくなる


ドンドドドン


いつの間にか、導師のすぐ後ろに

大岩が迫って来ている


透明「とどけ~~~~~~~っ  


私の右手が、大岩に到達する


透明「間に合っ


物凄い衝撃が、私の腕に伸し掛かってきた 



         続く・・・。





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治療中・・・。・13

2020年07月24日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。13


雨が益々強くなって行く・・・。


太元「まったく先人はなんて所に・・・

透明「・・・・・


次の結界石は先程と違い、何故かとてつもない

急斜面に設置されていた
・・・。


太元「長い年月で、ズレたのか

   はたまた、地形が変わったのか

   どちらにせよ、やりづらい場所じゃなぁ

透明「確かに・・・

太元「お前さん、さっきのやり方に

   少し上乗せするが、大丈夫か

透明「えっ

太元「前の結界には、防毒の結界反射の結界

   結界を上乗せしたが、この三柱の中央である

   この結界石には、自然災害の影響を緩和する

   五行安寧の結界も上乗せしたいんじゃよ

透明「なるほど・・・わかりました

   ちなみに・・・」


私が使える術式を導師に確認してもらう


太元「ほうほうなるほど・・・う~む

   こいつはタメになるなぁ~


やっぱりこの人も、探求者なんだなぁ~

なんだか子供のように目をキラキラさせている


太元「よしそいつで行こう

透明「わかりました


そう言うと、先程と同じように、太元導師が

結界石に新たな結界を構築し始める。

私は、待っている時間に五行結界の為の

地脈
を探すことに・・・。


透明「しかし、本当に何でこんな急斜面に

   設置したんだ

   それにこの土地・・・地脈がかなり

   入り組んでいる気がする
・・・。」


しばらく、地脈を追ってみることに。


透明「ここから、あっち何でこんなに

   不自然に曲がって入っているんだ

   う~んここから・・・こっちか

   よくわからん・・・ぴくっんっ

太元「


何だ何か変だぞ 

土地が・・・うねって・・・


透明「ま、まずい何かくる


私は急いで太元導師の元へ戻ろうと走り出すが、

地脈を追うことに没頭しすぎて、導師とかなり

離れてしまっていたことに今更気づく


ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

透明「じ、地鳴りい、嫌な予感がする



     続く・・・。





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治療中・・・。・12

2020年07月22日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。12


突然の雷雨・・・最近、多いな・・・


透明「す、凄い雨ですね

太元「まあ、仕方がない・・・行くか


行くのね・・・


私達は、車を降り、先程と同じように

そこから更に山に入る


透明「はぁはぁはぁはぁ

   (雨で土がドロドロだ足がとられる)」


それでも、何事も無いように

グングン進んでゆく太元導師・・・


太元「んっ

透明「


急ブレーキをかけた太元導師に

危うくぶつかりそうになる


透明「ど、どうしたんですか

太元「いや・・・気のせいか・・・。」

透明「

そう言うと、またもやトップスピードで走り出す


透明「(ひぇ~~~~~っ)」


とにかく、足場が悪い

体力も先程の倍はとられている感覚だ


太元「よし着いたぞ

透明「はぁはぁはぁはぁ・・・

太元「しかしお前さんよく付いて来れるな

透明「へっ

太元「儂なら、付いて行けんよ

透明「えっな、何を言って

太元「足の運び方じゃよ

透明「

太元「儂ら、仙道の修験者は、山に入り

   何年も地に足を慣らして行くんじゃ

   そうするとな、足の運び方も自然と

   山に合う足運びになって行くんじゃよ

透明「何か、使い方が違うんですか

太元「お主は、平地を走る足運びをしている

   それだと、山では余計な体力を消費して

   走らんといかん

   普通は、その走りで儂に付いてくるのは

   難しいはずなんじゃが・・・

   まあ、これも学びじゃ

   少し足運びを教えてやろう


そう言うと、私の後ろに回り込む導師。


太元「お前さんに少し体重をかけるぞ

透明「はい


太元導師が、私の両肩に手を乗せ、体重をかけてくる


太元「その状態で、動こうとしてみろ

透明「はい・・・。」

太元「よし今、お前さんの体重はどこに乗っている

透明「え~っと・・・両足の指と腹全体に

   均等に乗っている
と思います

太元「それが通常というのも、凄いこと

   なんじゃがその体重を両足の

   親指と拇指球だけに乗せてみろ


透明「は、はい・・・こうですか

太元「そうじゃそのまま、走ってみ


そう言うと、私の肩から手を話す導師

私は思い切って体重のかけ方を変えて走り出す


透明「


驚いた 

何って自分がキモいほどに内股で走っている


太元「ぶははははははっ

透明「わ、笑わないでくださいよ~ 

太元「すまん、すまんじゃが、それで良い

   慣れていけば、体の正中線が親指に乗るはずじゃ


そんなこんなで、練習・・・

しばらくして・・・。


太元「こいつは、驚いた

   もう走り方が身についてきてやがる

透明「はぁはぁはぁはぁ・・・ど、導師・・・

   こ、この走り方、やばいです

太元「んっ

透明「あ、足がパンパンで、今まで使って来なかった

   筋肉が悲鳴をあげてます

太元「そいつは、ちゃんと走れている証拠じゃ

   じきになれるはずじゃ

透明「ひぇ~っ・・・でも・・・この走り方

   斜面を気にせず大地を掴める気がします

太元「ほほ~うそこまで掴めれば上出来じゃ

   さて、そろそろ仕事に戻るぞ

透明「はいご指導ありがとうございました


本当に学びが多い導師に会えたことに感謝 



         続く・・・。





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治療中・・・。・11

2020年07月20日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。11


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

休みを決めた次の日・・・

私は久しぶりに心ゆくまで布団に

潜っていた



透明「ふぁ~~~~~っいつっっっ

   しまった、怪我してたんだ


いつものごとく、伸びをして後悔・・・


透明「さてと・・・・。」


久しぶりの完全な休み制限のある生活・・・。

コロナ禍で、鑑定は休みだったので、

休みといえば休みだったのだが

会社としての仕事は沢山残っていたので

完全に何もできない休みというのは

何年ぶりだろう


透明「・・・・・うっ

   いざ本格的にやれることが無いとなると

   一体何をすれば・・・・・

   うううっ、ひ、暇だ~~~っ

   ・・・よしまずは片腕で何ができるか

   考えて見よう


どうやら透明先生は動いていないと死んでしまう

生き物のようだ


そんなわけで・・・まずは料理



透明「まずは、腹ごしらえをしよう

   え~っと、冷蔵庫にはベーコン

   牛乳と・・・しめじえのきかぁ

   後は・・・う~ん、冷凍したご飯

   乾麺のパスタ

   ご飯ならチャーハン

   パスタならカルボナーラってところか

   う~ん、工程的には・・・はっ


何かに気づいたようだ


透明「両手が使えないと

   出来ないことが多すぎる


そんなこんなで、手の混んだ料理は諦め、

片手で卵を割り、しめじとベーコンをただ炒めることに・・・


それでも色々と片腕だけの不自由さに苦戦していた


透明「はぁ~っ

   何だろうこの疲労感は・・・。

   普段、当たり前にできていることの

   ありがたさ
をこんなに痛感するなんて

   思ってもみなかったなぁ


と言いつつも諦めの悪い透明先生は、今

片腕で出来る事に挑戦し続けるのであった



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


隼子「とう・・・さん・・・・透明さん

透明「はっす、すみません寝ちゃってました

隼子「いいえ、お疲れなのでしょうね

   そんな中で恐縮なのですが、次の現場が

   近いので準備をお願いします

透明「は、はい

太元「ぐごごごっっっ

透明「起こしましょうか

隼子「お、お願いします・・・


私は眠い目をこすりながら、太元導師を起こす


太元「グガッ  

   ・・・・・・・・・・誰だね

透明「透明です


間髪入れず即答


太元「あっ・・・そか・・・。

   着いたのか

透明「そうみたいです

太元「・・・雨が降っているな・・・。」



         続く ・・・。





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治療中・・・。・10

2020年07月18日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。10



太元導師と私は、要柱である結界石の前に立つ


太元「まずは、儂がこの結界の術式を再構築して

   今のこの国に合うように強化する

   お前さんは、その後防毒の結界

   反射の結界を上乗せしてくれるか

透明「わかりました

太元「簡単に返事ができるというのは、

   凄いことじゃよ・・・普通は無理を

   言っているとわかる要望なのじゃが

   あやつらが、お前さんを寄こした

   理由がわかるわい


太元導師は、そこから一言も声を発することなく

黙々と作業をこなしてゆく・・・。

先程私を褒めてくれたが、正直この老人が

おこなっていることの方が驚愕に値する


透明「(なんて速さだよ・・・私も早い方だと

   自負していたけど、こんなの見せられたら

   私もまだまだだと痛感させられる・・・。


   まあ、それと同時にワクワクしているんだけど)」


術者としての可能性まだまだ先があるのだと

教えてもらえるのはありがたい

私の気も最高潮に高まってきた


太元「よし終わったすぐに代わるぞ

透明「了解です


結界を紡ぐ際、最初に紡いだ結界の糸を

そのまま解けないように受け継ぎ、そこに

上乗せをしなければならない

もし、受け渡しが上手く行かなければ、

構築した結界は糸がほぐれるように崩壊し

また1から組み直さなければならなくなる
・・・。

私は、慎重かつ繊細に、渡された結界の

続きを受け取り、術式を編み込んでゆく

太元導師が結界を強化し始めてから1時間程



透明「・・・ふ~~~っ 終了です

   どうですかこんな感じで大丈夫でしょうか

太元「・・・


ようやく、一息つくことができる


太元「さて、次に行くぞ

透明「えっ

太元「理想は、今日で全ての三柱を終わらせたい

   ダメでも今日中に2つは終わらせるぞ

透明「ま、マジですか

   なんてタイトスケジュール


そんなわけで、休憩することもできず、

もと来た道をひた走りに帰って行く


隼子「お、お帰りなさい早かったですね

太元「おおこやつ、優秀じゃわい

透明「はぁはぁはぁはぁ(化け物か)」


私達は急いで、次の現場へ・・・

車中、何故か導師に褒められた言葉が、

師匠に褒められた時のように嬉しく感じられていた




          続く・・・。





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透明からのお願い!

2020年07月18日 03時03分00秒 | 治療中での出来事
ご協力お願いしま~す 


透明「あちゃぁ~

   やっぱり消されたか

   みなさ~ん記事の途中に失礼します

   もう皆さんもお気づきのとおり、

   治療中・・・。9の記事が消されて

   しまいました(残念・・・)

   そこで、その記事への対応を色々と

   考えてみたいと思っていますので、

   少しだけお時間をいただければ

   と思います

   それと皆さんの中にはスクリーンショット

   などの機能を使って、消えた記事を

   載せてくれている方もいらっしゃり、

   本当にありがたいと思っているのですが

   記事が消されたということは、やはり

   危険を伴う可能性があるので

   対応は私の方に任せていただき、

   スクショ等は一度消していただいた方が

   私としても安心
ですので、どうか

   ご協力の程よろしくお願いします


   それと、良い機会なので

   木人図と今回の関係も、少しお話し

   させていただこうと思います

   ご存知のとおり、木人図は皆さんの人生を

   事細かに記載した人生地図です

   些細な事柄すら書かれている木人図は

   一見、万能感のあるものと捉えられますが、

   あくまでも木人図は自分で描いてきたモノのため

   事象として自分自身が感知できる事柄しか

   描いてきていないのが現状です

   つまり、自分の認識の外側にある事柄

   対応することを描いてきている人は

   いないのです

   その代表例が「死神」の行動

   前にもお話ししましたが、こういう相手の

   捕捉できない事柄に関しては、

   木人図に描くことができないものとして

   外からの干渉は、自分自身が人生を

   歩む中で防ぐ努力が必要
となります

   そして、人間の天敵あるウイルスは

   この外からの干渉に分類されています


   例えば、風邪をひくなどの事象も同じで、

   木人図に描かれているのは、あくまでも

   「体が弱っている状態

   というものは描かれていますが、

   風邪のウイルスにかかるということは

   描かれていません

   つまり、人生地図の中で、体が弱る事象が

   描かれていて、そこに天敵であるウイルスが

   たまたま乗ってきた


   ということになります

   ですから、今回のウイルスなども

   自分で呼び込むようなことを描いて

   きている人は、まず間違いなく

   ほとんどいません
・・・。

   そういう意味で、外の存在である

   死神は木人図をその鎌で刈り取り

   ウイルスは木人図に侵食して腐らせる

   ことができる相手です

   私も皆さんが、より安全なように

   こういった外からの干渉を防ぐ為

   法具情報を発信してきましたが、

   今世界は目まぐるしく変調しているため、

   対応が後手に回ることもあります

   それでも私は皆さんの安全を最優先に

   動きたいので、なるべく記事を更新して、

   消されても諦めず行動してゆこう

   と思っていますので、どうかこれからも

   最新記事は、いち早くチェックして

   いただければと思います


   本当に、ご迷惑をおかけしますが

   私にとっては、ここに集まってくれている

   家族の安全が何よりも大切です

   こんな世の中ですが、決して悲観などせず

   人生を楽しむことを忘れず、

   幸せを追い求めながら、これからも

   皆さんと共に進んで行きたい
ので、

   まずは、自分の身の安全を最優先に

   情報を得ていってください

   ちょっと私らしくない言い回しに

   なってしまいましたが

   私は変わらず皆さんが大好きです

   この局面一緒に、笑いながら

   乗り切って行きましょうね








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治療中・・・。・8

2020年07月14日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



さっきの呼吸法から、太元導師が若々しく

饒舌になっている
ことに気づきながらも、

この素晴らしいドリンクの秘密が知りたくて

ウズウズしていた


太元「おお、気に入ったか

   こいつは、秘伝の飲み物じゃ

透明「秘伝

太元「まあ、中身は聞かん方が良いと思うが

   知りたいなら教えてやるぞ

透明「えっ良いんですか

太元「コイツを美味いと思うなら、お前さんは

   それなりの身体を作ってきたということだ

   それならコイツは役に立つだろう

   作り方は、夜露をたっぷりと吸った

   赤しその葉
に・・・。」

透明「ふむふむ

太元「焼酎につけた梅を入れて

透明「なるほどなるほど

   (クエン酸が豊富だ)」

太元「タガメを干したモノを粉にし・・・」

透明「んっ

太元「蜂の子緑茶を均等に・・・」

透明「ん~~

太元「○○と○○を熱湯消毒して乾燥させ・・・」

透明「んんんんんんっ

   (あれあれなんか自分で作る気力が)」

太元「・・・という感じゃ

   まあ、原材料を揃えるのが大変じゃが、

   お前さんなら出来るじゃろ

透明「あ~・・・はい

   ありがとうございました

   是非作ってみたいと思います

   (・・・・・機会があれば・・・

    しかし何でこんなに美味くなる

    そして何でこんなに効くんだ
)」


そんな奇跡の産物を飲み干し、

体内に気力が充満したところで


太元「さてと・・・あれか

透明「


目の前に大きな岩がある多分あれが結界石


透明「大きいですね

太元「まあ、この国の結界を担う結界石だからな

   それでもこれは、要柱(かなめばしら)の三番目

   三柱と言われる柱の一つに過ぎない・・・。

   三柱は、文字通り3つに分かれて

   連動しているんじゃよ

透明「えっそうなんですか

   この国の要柱は、全部で十二柱ありますよね

太元「まあ、この三柱は特別じゃ

   3つで一つの柱なんてのは、こいつだけじゃ

   そう言えば、お前さん、四柱を取り戻した

   って聞いているが、本当か

透明「四柱・・・ああ~弥勒庵ですか

   はい何とか

太元「呆れたヤツだ・・・命知らずか

透明「いえいえ、命は大切です

太元「本当にお前さん、面白いな

透明「ところで導師今日は、この三柱を

   書き換えるみたいですけど、


   どう書き換えるんですか

太元「お前さん、本当に何も聞いておらんのか

透明「はい現地で聞けと言われて・・・。」

太元「はぁ~・・・あやつら、適当な

   よいかお前さんも分かっていると思うが

   今の世の混乱これから起こるであろう混沌

   鎮めるために要柱を書き換えるんじゃ

透明「ということは、ウイルスということですか

太元「まあ、そうじゃが

   今のというわけではない

透明「・・・どういうことですか


今のコロナじゃない 




         続く・・・。





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治療中・・・。・7

2020年07月12日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



透明「あの~

隼子「はい

透明「この急斜面を行くんですか

隼子「そう・・・ですね

   透明さんはこういう所、苦手ですか

透明「い、いいえどちらかというと

   得意な方なのですが・・・。」

隼子「

太元「何をボヤボヤしているんだ

透明「た、太元導師 失礼でなければ

   私が背負って・・・。」

隼子&太元「

太元「ぶっ・・・くくくっ・・・

隼子「くすくす・・・透明さんは

   お優しいお方なのですね

透明「

太元「お前さん、今どき珍しいタイピの人間じゃな

透明「えっ(って言うか、タイピの方が気になる)」

隼子「今までも色々な方とお仕事させていただきましたが、

   大体の方が、足手まといなら置いて行くという具合に

   厳しい方が多かったのですが・・・。」

透明「えっ酷いですねぇ~

   今度そういうヤツがいたら、私に言ってください

   喝入れてやりますよ

太元「はははっ本当に珍しいタイピだなぁ~

   気に入った

透明「ど、どうも・・・

   (タイピがぁ~タイピが気になる~)」

太元「さてと・・・す~~~~~~ぅ

透明「


太元導師が呼吸を深く吸い込むと同時に、

とてつもない気が導師に集まってゆく


太元「はぁ~~~~~~~~~~~っ

  ・・・よし行くぞ

透明「・・・・・・・・・・

   (あ、あれ私はてっきり

   スーパー○○人的に変身するものと・・・)」


あれ程の気が集まったかと思いきや、

とくに導師に変化が見られないのは


太元「行くぞ着いてこい


そう言うと、太元導師が山の斜面を

ピョンピョンと登って行く


透明「ええ~~~~っ

隼子「透明さん早くいかないと、あの人

   本当に置いて行きます

透明「は、はい

私は、猛スピードで導師の後を追う


10分・・・20分・・・経っただろうか


透明「おいおいまじか


先を進んでいる太元導師のスピードが全く落ちない


透明「(なんでだ全然、追いつけない

   どうなっているんだ
)」


斜面が急になればなるほど、逆に引き離される

一体、導師は何をしたんだ

そんなことを考えている矢先、急に

開けた場所が現れ、導師の足が止まった


太元「うむ・・・よく着いてこられたな

透明「はぁはぁはぁはぁ>」


息が切れて、言葉が出てこない・・・。


太元「ほれ


太元導師が、何かを投げる

私は慌てて、それをキャッチ・・・これって・・・。


太元「飲んで落ち着け

透明「い、いただきます・・・


コレ、どう見ても、さっきの不思議な液体だよなぁ

本当に、飲んで大丈夫なのか

私は、頂いた飲み物を恐る恐る飲んでみる・・・。


透明「ゴクッ・・・

太元「どうだ

透明「な、なんですかコレ

   すごく美味しいっていうか・・・

   ・・・な、なんなんだ


私のボキャブラリーの中では表現できない味


太元「はっはっはっ

   お前さんとは、相性が良いみたいだな

   よく鍛えている証拠じゃ

透明「こ、これ・・・身体の中から、

   気が満たされて行く感じがします

   ・・・これって一体・・・



          続く・・・。




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治療中・・・。・6

2020年07月10日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

透明「はぁ~

 昴「どうした

   デカイため息なんてついて

透明「いやぁ~ 世の中

   不思議なことって多いよね~

 昴「何だよ、いきなり

透明「昴は、太元導師って知ってる

 昴「ああ~っそう言えばあの導師、

   未だに現役なんだろう

透明「知ってるんだ

 昴「昔、少しだけお世話になってな

   あの人は、日本では珍しい仙道の

   修験者だから、妖精に関することで

   少し手伝ってもらったことがあるんだよ

透明「へぇ~っそうだったんだ~

 昴「その導師がどうしたんだ

透明「い、いや~っ この前の仕事で

   一緒だったんだけど

   導師の奥さんがね・・・


私は、導師と会った時の話を昴にする・・・。


 昴「ウソっまじか

透明「う、うん・・・

 昴「そっか・・・なんだか敗北感

透明「あははっ昴でもそう思うんだ

 昴「まあな俺達みたいな仕事をしていると

   恋愛する余裕が生まれないからな

   恋愛も結婚も相手あってのことだから

   終わるかどうかもわからない仕事をしていて

   待っていてくれとは言えないから・・・。」

透明「・・・確かにね

 昴「まあ、導師はそれだけ仕事に余裕がある

  ということだから、なんとなく負けた感覚あるよな

透明「導師の年齢はさておいても、現役でその余裕は

   能力の高さ熟練感だよね

 昴「しかし・・・相手があの隼子さんか・・・

   年齢的にひらき過ぎていて、俺には真似できん

透明「同感話合うのかが不思議だったよ

   世の中的に、男性が皆んな、若い女性が良い

   なんていうのは実は幻想で、実際は色々

   問題もあるだろうし、それだけで見るなら

   女性をステータス扱いしているみたいで嫌だよね

   って昴、隼子さんのことも知っているの

 昴「あああの人は、昔、

   導師に命を救ってもらった一族の人でな

   しかし・・・結婚とは・・・・

透明「そうなんだ~その話、ちょっと興味あるかも

 昴「まあ、10年くらい前の話だけど・・・。」


そんな話で盛り上がっている透明&昴・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「ごちそうさまでした

隼子「お粗末さまでした

   そろそろ目的地に着きますが、

   少し山道を歩きますので、

   用意しておいてください

透明「はい

太元「ぐわ~~~~~っぐぐぐっ

   ぐわ~~~~~っ

透明「ど、導師も、そろそろ起こしましょうか

隼子「す、すみませんお願いします


私は、横で寝ている導師を軽く揺さぶる


透明「導師・・・太元導師・・・そろそろ着きます

太元「むふ~っ・・・ぐぬぬぬぬっ

透明「大丈夫ですか

太元「・・・・・・。」

透明「


何故かコチラをじっと見つめる導師・・・。


太元「誰だねちみ

透明「


一抹の不安しかありませんけど・・・


透明「さ、先程、ご挨拶させていただいた

   透明です

太元「そうか・・・んっ透明

透明「

太元「透明人間か 

透明「い、いいえいたって普通の人間です

太元「・・・・そか・・・・


何故か、つまらなそうにする太元導師

なんか、すみません普通の人間で


そんなこんなで、目的地へ到着

車を止めた場所から先は、急斜面の山

待ち構えている


透明「(ちょ、ちょっと待って

   ここ・・・導師が登れるのか
)


不安がますます増してゆく


         続く・・・。


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治療中・・・。・5

2020年07月08日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



「大変おまたせ致しました

   透明さんでよろしいですよね


車から降りて来た人は30代くらいの女性


透明「はいはじめまして、透明と申します

隼子「はじめまして、隼子(はやこ)と申します

   ここは駅前に車を駐車できないので

   遠くなってしまいすみません

透明「いえいえ

   (お孫さんか、お弟子さんかな)」

隼子「主人がどうしても自分で迎えに行く

   と言うものですから

   お待たせしてしまい申し訳ありません

透明「いえいえ・・・・って

   ええ~~~っご、ご主人

隼子「あははっ、そ、そうですよね

   皆さん、そういう反応になります

透明「あっし、失礼しました・・・


ま、まじか

どう見ても、導師は70を超えている

いや、下手をすると80くらいだぞ

う、嘘だろ

と思いながら、太元導師を見る・・・。


太元「・・・・


何故か、ニヒルな笑みを浮かべながら、

右手をgoodボタンのように親指を立て

こちらを見ている・・・


透明「(何だろうこのいわれのない敗北感は)」

隼子「ほら、あなた

   早く行かないと・・・・。」


そう言うと、太元導師の手を引き、

慣れた手付きで車に乗せる隼子さん

私も、続いて後部座席へ・・・。


隼子「そろそろお昼なのですが、あいにく

   どのお店も閉まっているので、

   近くでお弁当を買って行きましょう

透明「あっ、はい・・・そうですよね

   皆さん自粛していますからね


通常ならば観光客で賑わうここも、

人が少なく閑散としている
・・・。

しかし私の頭の中では色々と情報が混雑していた



         続く・・・。


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治療中・・・。・4

2020年07月06日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



透明「ふあ~~~~~~~ぁ

   ・・・・・げっ

   寝坊した~~~~~

朝から騒がしい透明先生

急いで身支度をし、目的の場所へ・・・


電車を乗り継ぎ、当初予定された待ち合わせ

時間の5分前になんとか滑り込む


透明「はぁ~ 朝からバタバタだよ

   さてと・・・・・・。」


んっ 誰もいない・・・っていうか

誰が待ってるんだ

何も聞かされていないけど・・・。


10分後・・・・・


透明「・・・・・・。」


20分後・・・・・


透明「おいおいおいおい もしかして

   待ち合わせ場所間違えた


30分後・・・・・


透明「うそマジで誰も来ないんですけど~

チョンチョン

透明「


いきなり後ろから背中をツンツンされる


透明「えっ


いきなり背後をとられた

何の気配もなかったのに・・・

慌てて後ろを振り返る


「・・・・・。」

透明「

「・・・・・。」

透明「あ、あの~

誰だね、ちみ

透明「(ええーーーーーーっ)」


目の前には、杖をつき、少し腰が曲がった

お年寄りが


透明「えっ・・・と~~~

「んっ・・・・。」

透明「おじいさん

「んんっ

透明「あの~っ、つかぬことをお聞きしますが

   どなたかと待ち合わせですか

「・・・・さて、行こうかね

透明「えっ

太元「わしは太元(たいげん)という・・・

   まあ、導師とも呼ばれておる・・・。」

透明「し、失礼しました太元導師

   私は透明と申します

太元「うむっでは、車に・・・。」

透明「は、はい


ほ、本当にこの人が、待ち合わせの人

失礼ながら、ただのボケ老人かと思っちゃったよ

でも、さっき、いくら気を抜いていたといっても

あの距離で気づかなかったのは・・・。


半信半疑だったが、太元導師の導きで

車まで案内される・・・


透明「・・・・・・。」

太元「・・・・・・

透明「・・・・・・

太元「・・・・・はぁ~

透明「・・・・・・

   (、遅い もしかして、

   亀より遅い んじゃないか
 
)」

太元「・・・・あれじゃ

透明「


私の視線の100メートル先くらいに

ワンボックスカーがポツンと一台・・・


太元「・・・ふ~っよっこらしょ

透明「えっど、導師

太元「休憩じゃ

透明「あっ、な、何か飲み物でも

太元「大丈夫じゃ持っておる


そう言うと、手に持っていた手提げ鞄から

何やら不思議な液体の入ったペットボトルを

取り出し飲み始める・・・。

ちなみに、駅からここまで約60メートル

今見た感じだと、後一回は休憩が入るんじゃ


透明「ど、導師私が車を回してきましょうか

導師「んっ大丈夫じゃ


そう言うと、車に向かって杖を上げる

それが合図になっていたのか

いきなり車が私達の目の前まで走ってくる


        続く ・・・。


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治療中・・・。・3

2020年07月04日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



私は家に入り、すぐさま封筒を開封する


透明「・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・

中の手紙を読み終えて、

辺りをキョロキョロ見渡す・・・


透明「(う~ん・・・あいつら、なんで

   人が休みだって知ってるんだ

   いつもピンポイントで仕事させようと

   手紙よこすけど、監視されてる)」


変な想像をしながら、コンビニで買った

弁当を温め夕食にありつく・・・


透明「モグモグ

   (緊急事態宣言が出て、うちもお休みにしたし、

   内容が内容だけに、放っておけないしなぁ~

   仕方がない、返事しておくか
)」


私は携帯を取り出し、早速メールを打つ

仕事を依頼して来る時は、手紙なのに、

返答はメールって・・・依頼もメールで

しないのは、違和感しか無い・・・


透明「よしっとはぁ~~

   とりあえず荷造をしないと・・・。」


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

拝啓 透明様


おかわりなくご活躍とのこと・・・云々・・・。

さて、この度は日の国を護りし結界の綻びを

早急に修復し、新たな脅威に対応すべく、

結界を強化する為に貴方のお力をお借り致したく

筆を取らせて頂きました・・・。

詳しい内容は、現地でお話し致しますが、

国を国民を護る要にて、早急なご対応を

期待しております・・・云々・・・・。

透明様にお任せ致したいのは、三柱となりますので、

まずは〇〇県〇〇市〇〇駅にてお待ちしております。
 



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「はぁ~

   相変わらず一方的というか・・・。

   でも、待っているということは、

   誰か一緒に仕事をするってことか


色々な想像をしながら

   夜は更け、次の日へ・・・。



        続く・・・。





 
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治療中・・・。・2

2020年07月02日 08時00分00秒 | 治療中での出来事
治療中・・・。



透明「・・・はぁ~・・・情けない・・・

 昴「とにかく、今は腕を治せ

   いくら両利きだと言っても、

   右腕が使えなきゃ役に立たないだろう

   ブログにしても、それだと書けないしな

透明「ううっ

   ブログを楽しみにしてくれている皆さん

   私の大切な家族達に、なんて説明しよう・・・

 昴「そのまま、甘えればいいだろう

   皆、家族同然なんだから

透明「そうだね・・・

 昴「まあ、こんな時期だし気持ちはわかるが、

   今無理をして腕が動かなくなるよりは

   早く治療することが近道だ

   家族には、怪我が治ってから、

   何で怪我したのかとか内容を

   説明してもいいんじゃないのか

透明「うんわかった

   まずはお知らせを書かなくちゃ


パソコンを取り出す透明先生・・・


透明「・・・・・・

 昴「・・・・・・。」

透明「・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・・・

 昴「ああ~~~~っ、もう

   じれったい 貸せ

   俺が代わりに書いてやるから、

   お前は口だけ動かせ

透明「むうううっ・・・すまん・・・


思った以上に何もできない自分が情けない


先日の仕事・・・受けなきゃよかったと

今さら後悔



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


数日前・・・・


透明「あれポストに何か・・・げっ


鑑定から帰ってきた私の家のポストには

何やら、黒い封筒が・・・・。


透明「何か・・・嫌な予感・・・



           続く・・・。




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