占い師の日記

お客さんの鑑定の話や業界の裏話などを紹介♪
風水/パワースポット/富学占などお役立ち情報も(^O^)/

2022年~2023年 幽幻の月~♪

2022年08月31日 08時00分00秒 | 祖之香土-一徳(仏壇の奉り方)-幽幻の月
2022年~2023年 幽幻の月~


透明「ふぃ~~~~っ何とか間に合った~

   記事の途中にしつれいしま~す

   みなさ~んお待たせしました~

   今年も幽幻の月計算終了~で~す

   それでは早速、発表しま~す



2022年 幽幻の月



・9月8日   ・10月12日



・11月 無し ・12月5日





2023年 幽幻の月



・1月19日  ・2月22日



・3月 無し  ・4月16日



・5月29日  ・6月 無し



・7月8日   ・8月30日





透明「今年も祖之香土を使い、ご先祖様の

   メッセージを沢山受け取ってくださいね~


   混迷を迎えた今の世の中では、皆さんの

   絶対的な味方であるご先祖様や守護霊様

   の守護が必須になります

   ご先祖様や守護霊様と縁を深めて、

   メッセージをいただけるように心がけ、

   安全で楽しい1年にできますように是非

   頑張っておこなってみてくださいね~





        完



☆・。・゜★・。・。☆・゜★・。・。☆

祖之香土の作り方と使い方、注意点は

 こちらから祖之香土(そのかつち)

関連の鑑定ファイルは

 こちらから祖、ソウダンです!

☆・。・゜★・。・。☆・゜★・。・。☆


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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・13

2022年08月30日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)13


山目「うわ~~~~~っ


女性亡者の腕が山目くんを掴もうとしている


透明「おいおいナメるなよ

   こちとら、どれだけ修羅場を

   くぐってると思ってんだ



亡者「ギィヤァーーーーーーーッ


物凄い声が車内にこだまする

女性亡者の背中に陽の気質弾が突き刺さっている



透明「ここは、領界だぞ

   私が打ち出した物を私が操れないとでも

   思ったのか



亡者から外れた気質弾は、大きく弧を描き

亡者を追尾していた


亡者「グギャーーーーーッ


徐々に女性亡者の身体が崩れ消えてゆく

山目くんの意識に、相手を倒したこと、

もう安全だということが刻まれてゆく・・・。



透明「ふ~っ・・・やれやれ・・・

   山目くんもう大丈夫だよ

山目「は、はひ~っ

   せ、先生先生のか、身体

透明「んっ


私の身体を構成している気質が薄くなった為か

私の身体が透けて見える・・・

これぞ正しく透明先生

・・・・・・・・・すみませんでした


山目「せ、先生~~~っ

   し、死なないで~~~

透明「い、いや大丈夫だから落ち着いて


まあ、映画のシーンなら最後に相打ち設定

あるかもしれんが、それを想像されても・・・


六羽「ご主人たまぁスケスケ

透明「六羽たん言い方

   そんな言葉使うんじゃありません

六羽「


そんなこんなで、何とか幽体を保ったまま、

領界の裂け目に到着(さすが六羽)

ボロボロになった車に乗ったまま、

光輝いている領界の裂け目にゆっくりと入って行く・・・。



透明「ううん・・・はぁ~疲れた


現世に帰ってきた私は、目を覚まし

山目くんの様子を見る


山目「ハッこ、ここはえっ

   
お墓えっなにえっ



まあ、悪夢から戻って目を覚ましたら、

眼の前がお墓だらけとか、どんな罰ゲームだよ

って感じだよなぁ~


私は、山目くんを落ち着け、現世で起こっていたこと、

領界であったことを説明
した

山目くんも、ところどころ記憶が曖昧なところも

あったようだが、概ね覚えていたようで、

戻ってきた世界でもしばらく引きずっていたが、

精神的にも肉体的にも問題は起こらなかった為、

後は記憶が薄れていくのを待つことに


そんなこんなで、後日、今後山目くんが

領界に落ちないように思念体を固定し、

この話は幕を閉じる



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「いや~っ皆さんどうでしたか

   かなりマイルドにしてみましたが、

   これくらいで大丈夫かな

   領界という世界は、常に現世と隣合わせに

   存在しています


   もし皆さんの中で、知らない世界に

   落ちるようなことがあったら、この話を

   思い出すようにしてみてください

   領界は自分の記憶を模倣した世界

   知らない世界にいきなり身を置かれたら

   恐怖を感じてホラー的な世界を作り

   亡者を呼び寄せてしまう
こともありますが、

   基本的にはここが領界だと認識できれば、

   現世に戻ることは簡単です

  「現世に戻る扉」を想像すれば、すぐに

   帰ることができますので、もしそういった

   ことが実際に起こった時には、

   思い出すようにしてみてくださいね

   さて、一話目が思った以上に長くなってしまったので、

   二話目からは、サクサク行きましょうね~



            続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・12

2022年08月28日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)12


まずいな・・・

先程から後方に気配が集まっている

私は山目くんを気遣いながら走っていた


山目「はぁはぁはぁはぁ

透明「(山目くん、かなり息が上がっている

   本来なら思念体である彼は疲れたりは

   しないのだが、如何せんそれを説明して

   意識させる時間は無いか・・・
)」


通常、思念体は疲れたりはしない

しかし自分が思念体だと気がついていない

状態では肉体があった時の意識が優先され

疲れを想像
してしまう・・・。


六羽「(ご主人たまなんで飛ばないの

   飛んで帰ればすぐだよ
)」

透明「(う~ん・・・山目くんは飛ぶという

   意識を持っていないからね

   この状態で飛んじゃうと、思念体が揺らいで

   帰った時に影響出ちゃうから・・・
)」

六羽「(そっか~

   う~ん・・・あっ

   六羽良いこと思いついた)」

透明「

六羽「(飛行機作っちゃえば)」

透明「(・・・なるほど~

   飛行機は無理でも車なら

   六羽でかした偉い)」

六羽「(てへへっ)」

透明「山目くんあそこに車があるから

   そこまで頑張って

山目「は、はひはぁはぁはぁはぁ


想像力全開私は瞬時に車を創造する


領界であれば自分の想像を固着化することができる

まあ、細かい部分まで想像できるのは

普段使っている車になってしまうが、

それでも無いよりはましだ


これは幽体である私でも可能なこと・・・

しかし思念体と違い、幽体は本体の気質の

10分の1の量しか持ってくる事ができないため

使える力にも限界がある


そのかわり、この世界で幽体が霧散しても

本体は無事なのだが、思念体はそうは行かない。

思念体は想像の力をいくらでも使える代わりに

思念体が消滅すれば本体の意識が戻らない

可能性がある・・・つまり意識不明の状態。

山目くんは思念体の力で、電話ボックスを

作り出したのだろうけど、それには

気づいているわけもないので、

本来の世界で出来ないと思っていることは

この世界でも起こすことができないだろう・・・。


透明「よし

山目「はぁはぁはぁはぁ


何とか車にたどり着いた私は、

後部座席に山目くんを乗せ、

急ぎこの場を離れることに

後は、車の速度をさっきの電車のように調節して

そのまま境界の裂け目に飛び込めば


透明「ゾクッ


突然、何か得体のしれない恐怖を感じる


山目「せ、先生う、後ろから

   さ、さっきの電車の女が


透明「電車の女


バックミラーを覗き込むと、四つん這いなのに

物凄い勢いで近づいてくる女性の亡者が

何かを叫びながら近づいてくる



透明「うわっこぇ~~~~っ

   完全にホラー映画じゃん


電車の女きっと、山目くんが怖いと思った

相手が呼び寄せられている
のかもしれない

車のスピードはかなり早いはずだが、

その女性亡者はジリジリと距離を詰めてくる


山目「せ、先生も、もう隣に

透明「えっ


いきなり並ばれた

さっきまで、距離があったのに・・・。

山目くんの恐怖が逆に相手を引き寄せている

しかし、この状況で山目くんに怖がるな

という方が難しい・・・


亡者「ケタケタケタケタ

山目「うわ~~~~っ


女性亡者は、こちらを見ながらケタケタと

笑い並走している

その光景に山目くんの恐怖はどんどん加速して行く


透明「くっこれは困った・・・。

   (このまま恐怖に呑み込まれれば、山目くんの

   思念体が持っていかれる可能性がある
)

   六羽運転代われるか


ポンッ


さっきまで隠れていた六羽が姿を現し、

私の膝の上でハンドルを握る


山目「うわっな、な、な、なんですかその子

透明「(もう、何にでも恐怖を感じるのね)

   大丈夫この子は味方だから

   六羽アクセルは踏まなくても進むように

   しておくから、ハンドルだけよろしく

六羽「ブ~~~~ンブ~~~~ン

   楽し~~~~ぃ


   ご主人たま運転は任せて(シャキーン)」


おっ何か、六羽がいい顔している

おっと、そんなこと考えてる場合じゃない


私は映画のカーチェイスばりに助手席に移動し

助手席側のドアを蹴破る

目の前には女性の亡者が今にも後部座席の

山目くんに飛びかかろうとしている


透明「(後一回なら幽体を維持できるはず・・・)」


気力を使いすぎている私の気質残量は後わずか・・・。

これを外せばゲームオーバーだ

私は印を結び、さきほど電話ボックスで使った

陽の気質を一点に集中し打ち出す

その瞬間悪路にタイヤを取られたのか

車がバウンド

陽の気質弾が女性を亡者の後方へ其れてしまう


透明「し、しまった


こ、これ、私の悪い癖じゃ

人間というのは、何故か土壇場で悪い想像をしてしまう

特にこういった修羅場に慣れてしまっている私は

常に最悪を想定してしまう癖がついている

しかも、ここは領界

その想像はそのまま形になってしまう


亡者「キィ~~~~ッ


女性亡者が車に張り付き、

後部座席の窓ガラスを割る

亡者の腕が山目くんに伸びる



           続く・・・。



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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・11

2022年08月26日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)11


トボトボと歩いている間に、山目くんも

落ち着きを取り戻したようだ・・・。


山目「先生・・・僕、どうしてこんな所に・・・

透明「う~ん・・・

   あまり詳しいことを言ってしまうと

   意識して、またここに戻って来てしまう

   かもしれないから、簡潔に話すね

   この場所は領界と言われていて、

   あの世とこの世の境目と言われる場所なんだ

山目「あの世とこの世の境目・・・・。」

透明「さっき居た場所の先を見てごらん

   あの先の方は、光っているでしょ


先程いた場所の先に、明るい場所が見えている。



山目「あっ本当だ

   さっきは必死で気が付かなかった

透明「ここに迷い込んだ人は、どうしても

   明るい方へ行きがちだから、

   気づかなかったのは正解だよ

   あの光の先には、世に言う三途の川

   あるからね

山目「えっ

透明「つまりこの領界というのは、三途の川までの

   道のり
ということだと思ってくれていい

   よく霊道なんて言われているけど、

   この場所はその道筋ということになるんだ

山目「じゃ、じゃあ、さっきの目の無い人達って

   死んであの世に行こうとしていた

   人達ってことですか

透明「う~んと・・・

   それとはちょっと違うかな

   通常、領界つまり霊道はその人が

   思い描いた世界によって構成
されていて

   死を迎えても普段の生活が反映された世界

   を視たり、作り上げることで違和感なく

   あの世に行ける
ように作られているんだよ

山目「

透明「よくわからないよね

   まあ、簡単に言えば、君の乗っていた

   電車の中の人達電話ボックスに

   張り付いていた人
も死者ではない

   この世界に本来いられるのは、君だけなんだ

山目「えっ

透明「例えば同じ霊道を進んでいる亡くなった人が

   100人いたとしても、その人達は各々別の

   世界を視ながら三途の川まで進んで行く
んだ

   まあ中には、一瞬怖くなって、現実に戻り

   通っていた霊道の途中にあった人の部屋に

   居座る
なんてのもあるけど、大概は

   この仮想現実を進んで三途の川まで

   導かれるように出来ているものなんだよ

山目「じゃ、じゃあ、あの目の無い人達は・・・

透明「ああ言うのを、本来は亡者って言うんだ

山目「亡者亡者って死んで彷徨っている人

   のことじゃないんですか

透明「確かにそうとも言うんだけど、本来

   亡くなった人は、ああいった恐ろしい姿に

   なることは無い
し、彷徨うことはあっても

   元の姿のまま浮遊霊になるのが大半なんだ

   ああいった恐ろしい姿の存在は、

   亡くなった人の負の思念が形になって

   彷徨っているもの
だから、姿もおぞましい

   ものになることが多い

   人は死を迎えると、思念を置いて魂だけが

   領界に入りあの世に向かう
ものだから、

   もしかすると置いていかれた思念が、

   主を追って領界に入ってしまうのかもしれないね

山目「せ、先生・・・

   今、気づいたんですけど

透明「

山目「も、もしかして、僕・・・

   ・・・死んだんですか

透明「ちゃうちゃう

山目「えっ

透明「山目くんも思念体だよ

   ちゃんと身体と魂は保護しているから

   安心して

山目「じゃあ、どうして僕はここに・・・。」

透明「君は小さい時にこの場所に来たことがあるんだよ

山目「

透明「つまり、死にかけた経験があるんじゃないかな

   君が持っていたお守りは、一度経験してしまって

   領界に入りやすくなってしまった君を

   現世にとどめるための物
だったからね

   あのお守りは誰からかもらったもの

山目「亡くなった祖母からもらったものです・・・。

   祖母が偉いお坊さんに作ってもらったと言って

   小さい時、渡してくれたものです

透明「そっか・・・。

   あのお守りは亀の甲羅で出来ている

   霊験あらたかなものだから

   大切にしないとね

山目「あの、僕はあのお守りが無いと、

   これからもここに・・・

透明「大丈夫

   無事に現世に帰れたら、私が君の思念体を

   ちゃんと固定してあげるから安心して

山目「無事に帰れたら


耳元で声がする・・・。

六羽「(ご主人たまぁ~

   急いだほうがいいよ~

   なんか嫌なのが集まってきてる~
)」


透明「おっと

   ゆっくり喋ってる場合じゃなかった

   山目くん走れるか

山目「は、はい



私達の背後から・・・

ただならぬ気配が沸き立ち始める




           続く・・・。



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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・10

2022年08月24日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)10


電話ボックスでうずくまっていると、

かすかだが、何かが聞こえる

僕は、もしかしたら町の人がいるのでは

ないかと期待し、視線を上げてみる



山目「うわ~~~~~~っ


僕の目には、電話ボックスにビッシリと

張り付いている無数の人
が飛び込んでくる


そこに張り付いているのは、先程の女性と

同じような目の無い人々


このままでは殺される


僕は必死で電話ボックスが開かないように

扉を押さえる


ギシッミシッ


無数の人が電話ボックスに張り付いているせいで

今にも電話ボックスが倒れそうになっている


山目「や、やめてくれ~~~~~っ

   うわ~~~っ!!

   た、助けて~~~~


声が裏返るほどの叫び

もう、ダメだ・・・・そう思った瞬間


ぎゃ~~~~~~~~っ


物凄い声と共に、電話ボックスに

張り付いていた人達が霧のように霧散する


山目「



電話ボックスから見たその光景は

一生忘れることはないと思う・・・

僕の眼の前には、安心感くれる存在が

映し出され、涙がとめどなく溢れていた
・・・



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


六羽「ご主人たまぁ~

   あそこあそこ


透明「


六羽に言われ、窓を覗き込むと、

少し遠くに小さな駅と、その駅を出た所で

何かが一箇所に固まっている様子が映し出される


透明「もしかして、あそこか

六羽「うんお兄ちゃんがいる


私の乗っている列車は、物凄いスピードになっていて

突然止まることはできなさそうだ


透明「仕方がない六羽飛ぶぞ

六羽「は~い


そう言うと、列車の窓を全開にし

窓からダイブ こんなこと、

肉体がある状態ではできないが今は幽体

怪我をすることもなく、列車から

降りることに成功 私は急いで

何かが集まる場所に走る


透明「山目くんは無事か

六羽「うんまだ大丈夫

透明「よし


黒い塊のような状態になっているその場所に向かって

印を結び、強烈な陽の気質を放つ


ぎゃ~~~~~~~~~っ


一箇所に固まっていたその者達は

一瞬にして霧散してゆく・・・

その中央には、電話ボックスのような

ものがあり、その中には泣き崩れている

山目くんの姿があった



透明「山目くん無事か


私は急いで電話ボックスの扉を開け、

山目くんの肩を抱きしめる

これは本当に怖かっただろうに・・・。


山目「ぜんせ~~~~い

   うわ~~~~~ん


言葉にならないほどの泣き声が夜の駅に

こだまする・・・。


六羽「ご主人たまぁ急いだほうがいいよ~

   何かが集まってくる


透明「・・・・山目くん

   今起こっていることの説明は後

   今はとにかくここから離れるよ

山目「ばい


一生懸命泣き止もうとする山目くんに肩を貸し

私は急いで列車が向かっていた方向と

逆の方へ歩を進める
・・・。


透明「(さて、ここからが本番だ

    果たして振り切れるか
)」


激しい逃走劇が始まる



         続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・9

2022年08月22日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


電車から何とか降りることができた僕は

薄目だった目を開けて、あたりの様子を伺う


山目「ここって・・・どこだ


見たこともない景色に、頭が混乱する

僕は通勤電車に乗っていたはず・・・しかし

ここは、無人駅のように誰もいない

それどころか、駅周辺には建物すらない


山目「お、おかしいだろ

   俺が乗っていたのは山手線だったはず

   なんでこんな田舎にいるんだよ


混乱する中、何故か苛立ちと腹立たしさが

恐怖を凌駕
し始めていた

ふと、駅の看板が目に入る・・・。


 「九塚駅」


山目「くつか・・・えき

   ・・・聞いたこともないぞ

   一体ここは・・・・・。」

とにかく、ここにいてもどうしようもない、

僕は公衆電話を探すために、一度

駅を降りてみることに・・・。


駅の改札には誰もいない

少し悪い気がしたが、取り敢えず

改札を出た僕は、駅の周りを見渡してみる


山目「あった


電灯の明かりすら暗い田舎の駅前にポツンと

電話ボックスの明かりが浮かび上がり

僕は急いで電話ボックスに駆け込む・・・。


山目「お、お金・・・あっあった


ポケットの中には、何故か30円だけが

入っている・・・。


僕は頭の中で覚えている電話番号を

必死に探していた

しかし、携帯電話に番号を入れている

ことが当たり前になっていたため、

なかなか想い出すことができない


山目「あ、夏紀

   夏紀の携帯なら覚えてる


受話器を取り、10円を入れ夏紀の

携帯番号を震える指で押してゆく


プルルルプルルル


山目「(早く早く出てくれ)」


祈るように、受話器から聞こえる発信音に

しがみつく
・・・。


ガチャ


山目「

   な、夏紀聞こえるか


ザ~~~~~~ッ


山目「えっな、夏紀

   俺の声聞こえるか


繋がった電話からは、テレビの砂嵐のような

音しか聞こえてこない

しかし心なしか砂嵐の音の先に、夏紀の声が

聞こえているように感じ、必死に声を出す


カチャンプーップーッ


山目「あっ


電話が切れてしまった

10円しか入れていなかったことに気づき、

今度は焦って20円を入れて電話をかける

しかし、結果は・・・・。


カチャンプーップーッ


力が抜けてしまう

せっかく持っていた30円はあっという間に

使い果たしてしまい、自分の馬鹿さ加減に

後悔しか残らない

もっと冷静に考えれば、とにかく警察などに

連絡して助けてと言えば良かった・・・。

ちゃんと繋がる番号を探して電話をかければ

よかったのに


山目「助けて・・・・誰でもいいから・・・。


電話ボックスの中で、崩れ落ちる自分が

情けなく、うずくまってしまった・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「六羽まだか

六羽「う~ん

   ・・・もう少しだと思うんだけど、

   なんか変

透明「変どういうこと

六羽「なんかね

   お兄ちゃんの周りに

   沢山の人がいるみたい

透明「


山目くんが危ない



         続く・・・。



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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・8

2022年08月20日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


電車に乗り込んだ私は、何故だか

懐かしい気持ち
になっていた・・・。


透明「なんか、懐かしいなぁ~

   昔、師匠と仕事に行くときは、

   こういった夜行列車に乗って

   地方に行った
のを想い出すよ~

六羽「ご主人たまぁ~

   この部屋誰もいないよ~


寝台車特有の懐かしい造り・・・。

私たちは開いている部屋に入り

横向きの椅子に腰掛ける



透明「山目くんの思念にのって入ってはきたけど

   彼が作り出したのが駅のホームとは・・・

   それだけ仕事に思い入れがあるのかも

   しれないな

   領界に入ると、その人間の思念が優先されて

   幻影を視る
と言われているから、

   この列車自体は私の思念によるもの

   なのかもしれない・・・。

   車に乗れるようになってからは常に

   車で移動していたからなぁ~

   駅での思い入れがこういった形に

   反映されるのは、面白い現象だ


領界と言われるものは、その人の思念が映し出される

例えば、海で仕事をしている人であれば船

日常でバスに乗る人であれば路面バスや通勤バス

飛行機なら空を飛ぶ何か・・・。

どこかに連れて行かれるイメージがそういった

乗り物に反映されるのかもしれない・・・。

もちろん乗り物が苦手な人はひたすら歩く

といったこともあるが、世に言われている

怪談話に出てくる乗り物は、こういった

領界に入ってしまった人達が、一時的に領界に

踏み込んでしまった結果
だったりもする・・・。


透明「六羽山目くんが乗った電車に

   この列車は追いつけそうか

六羽「う~ん・・・少し時間がかかるかも


コンコン


透明&六羽「


突然、部屋の扉がノックされる・・・。


六羽「誰か来たよ

透明「ああ~そっか、他の乗客もいるんだった


バンッ


次の瞬間

磨りガラスになっている扉の窓に、

無数の手が張り付く


六羽「うわ~っ人がいっぱ~い

透明「はぁ~っ・・・そういうの良いから

   六羽私にしっかりつかまっていろ

六羽「は~い


私は目を瞑り・・・意識を最大まで研ぎ澄ます

すると、列車のスピードがグングンと上がってゆく


六羽「きゃははっ早い早い~

透明「この列車は私の思念で出来ているから

   列車の制御なんて簡単簡単

   外の人~どこかにつかまってないと

   後ろに吹き飛ばされるよ~


体感スピードMAX

先程、部屋の扉に張り付いていた人達は

次々と後ろに飛ばされて行く


透明「このスピードをキープすれば、直ぐに

   山目くんに追いつくだろう


私たちは、山目くんの乗っている電車に

近づいていった・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


山目「ううっ・・・・


どれくらいの時間が経ったのだろう

僕はどうやら意識を失ってしまっていたようだ・・・。

先程の光景が頭の中に残っている

目を開けたら、まだあの化け物が

眼の前にいるのではないか

そんな不安から、目を開けられないでいると・・・。


プシュ~ッ


僕の耳に扉が開く音が飛び込んでくる

その音を聞いた途端、気持ちが爆発したように

下を向いたまま立ち上がり、電車の扉に向かって

走り出す


山目「はぁはぁはぁはぁ


緊張と怖さで呼吸が乱れている・・・

しかし、僕は何とか電車から降りることができたようだ



            続く・・・




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・7

2022年08月18日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


カツッカツッカツッカツッ

女性のヒールのような足音が近づいてくる・・・。


山目「(もしかして、さっき奥にいた女性か)」


先程のこともあり、乗客と目を合わせないように

下を向いていた僕は、近づいてくる足音の方向にも

目を向けず、通り過ぎるのを待っていた・・・。


カツッカッ


山目「


下を向いていた僕の目線の先には、

女性の細い足が映り込む・・・。

女性は、何故か僕の前に立っているようだ


山目「(な、何だよ・・・早くあっちいけよ・・・。)」


目の前に立っているであろう女性は、

僕に話しかけるわけでもなく、ただ立っている。

異様な状況に、意識が持って行かれそうになり

目線を上げようとも考えた
が、ここは

眠っているフリでやり過ごそうと、

薄目を開けて下を向き続ける


山目「(・・・何で、どこにも行かないんだ)」


気持ち悪い・・・そう思っていた次の瞬間

薄目を開けていた僕の視覚に、何かが映り込む


山目「


眼の前の女性が僕の顔をゆっくりと

覗き込もうとしている


そして、その女性の顔には目が無く、

目があったであろう窪みの奥には

何か気持ち悪いウネウネしたものが

蠢いて見える


その上、その女性の口は大きく開きながらも

口角が上がり、笑っているようにも見える


一瞬、息がつまる

心臓の鼓動が跳ね上がるのを感じる


山目「+×@△!!


叫びたい気持ちとは裏腹に、相手に寝たフリが

気づかれてしまう恐怖で声がでない

その光景に耐えられなかったのかもしれない

自分の意識が遠のいてゆくのを感じていた・・・。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


透明「これって


幽体離脱した私は、六羽に連れられ、

さっき山目くんがいたであろうお墓の辺り

到着したのだが、目の前に広がっていたのは・・・。


透明「駅のホーム

六羽「ご主人たまぁ~駅だよ~

   電車くるかなぁ~



透明「う~ん・・・これって、亡くなった人達の

   思念が作り出している
ってことだよなぁ

   ・・・・もしかして

   山目くんこの駅から電車に乗ったのか

六羽「多分そうだと思う

   何かお兄ちゃん引きずられて連れて

   いかれてるみたい
に動いてる~

透明「ま、マジか

六羽「あっ電車来たよ~


私の目の前には、何故か普通の通勤電車とは違う

寝台車のような電車が到着する・・・。



透明「と、とにかく、この電車に乗った方が良いよな

六羽「うん乗ろう乗ろう


六羽のすすめで、電車に乗り込む透明先生・・・

これって、一体どこに連れてかれんだ



          続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・6

2022年08月16日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


いつも通りの満員電車・・・。

何となく、僕は通勤電車に乗っているのだと

自分を納得させ
、電車に乗り続ける・・・。


しばらくして・・・1つ目の駅に到着

そこで乗客の半分くらいがいなくなる・・・。

2つ目の駅では、またその半分がいなくなる

3つ目の駅についた時には、乗客が数えられる

くらいまで減っていて、僕も座ることができた



山目「珍しいなぁ~いつもなら最後まで

   ギュウギュウなのに・・・。」


不思議な光景に首をかしげていたが、

何となく今日はラッキーな気がして、

空いている電車を満喫
していた


そこから、長いトンネルに入る・・・。


山目「う~ん・・・何でだろう

   昨日寝てから今までの記憶が曖昧だ。

   ・・・何か俺、変なのかなぁ

   う~~~~ん


少し落ち着いた状況で、僕は記憶を辿っていたのだが

何故か何も思い出せない・・・。

さらにトンネルを抜けた後も考え込んでいた僕は

ふと何かに気がつく・・・。


山目「えっ・・・・。」


目の前に広がっている光景に、また頭がついて行かない


山目「な、何でさっきまで

   何で夜みたいに暗くなっているんだ


トンネルを抜けた後だったのかもしれない。

辺りは一気に暗くなり、電車の窓からは

綺麗な星空が見えていた



何が何だかわからない僕は、周りの人の

反応を見ようと初めて乗客に目を向ける


山目「


一瞬にして背筋が凍る

目の前に座っている男性が

こちらを覗き込むように凝視している

いや男性だけじゃない

この車両に乗っている全ての乗客が

自分を見ている


僕は、その視線に居たたまれなくなり

車両を変えようと席を立ち、

隣の車両まで歩き始める

その間も、乗客の視線は歩いている僕に

注がれているのが分かる


山目「(き、気持ち悪い・・・

    どうなってるんだ
)」


隣の車両に移った僕は、次の駅で一旦

降りる
ことを心に決めていた・・・。


山目「(この車両には誰もいない・・・いや、

   奥に一人だけ女性がいるみたいだ。)」


それでも大勢に覗き込まれるよりはマシだと

その車両に腰をおろす


状況が全くわからない僕は、ここで一度

大きく深呼吸をして、頭を整理する
ことに・・・。



山目「(俺は、いつも通り通勤電車に乗って

   会社に行くところ
・・・昨日からの記憶は

   よく思い出せないけど、会社に辿り着ければ

   何か思い出すだろう・・・でも何で

   外は夜みたいになっているんだ


   オカシイだろう何故か携帯もないし、

   今の時間もわからない・・・・

   ・会社に連絡もとれない・・・。

   とにかく、会社のある駅までは、後3つだ

   一旦、次の駅で降りたとしても、直ぐに

   次の電車が来るだろうから、もう少しだ

   ・・・だけど、この電車の乗客は

   なんで俺を見ていたんだ

   俺、何か変なのか

   ワケがわからないことばかりだ)」


必死に思い出そうと、自問自答を繰り返していた・・・。


山目「・・・・おかしいなぁ

   次の駅に着くのに、こんなに時間

   かかったっけ


体感で感じている時間が以上に長い

通常は一駅区間なんて2、3分程度のハズなのに

もう10分くらい経っている気がする

駅に到着しないイライラが徐々に募って行く・・・。


カツッカツッカツッカツッ

山目「

何かが近づいてくる音がする・・・。



         続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・5

2022年08月14日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


私は瞑想を始め、身体がバイブレーション

起こすのを待つ・・・。


透明「(流石に、車の中だと集中しづらいなぁ)」


10分・・・15分くらい経ったか

意識を外に向けていた身体から

幽体が離脱し始める・・・


透明「・・・・・・。」

六羽「・・・・・・。」


ズポッという自分にだけ聞こえる音が

こだまする



透明「よし抜けた

六羽「ご主人たまぁ~身体透けてる~

透明「六羽早速で悪いんだが、

   山目くんの所へ案内してくれるか

六羽「うん



私と六羽は、急いで山目くんの捜索を開始する



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~


時間は1日戻って・・・。

(これは山目くんから聞いた話の再現です)


山目「ただいま~

夏紀「おかえり~今日は遅かったね

山目「うん

   今日は先生の所に寄って帰ってきたから

   あ~っ腹減った~


僕はいつもどおり家に帰り、夏紀と一緒に

食事を摂り、好きなテレビ番組を見ていた。


夏紀「直輝そろそろお風呂に入ってくれる

山目「あっごめんごめん

   今入るよ


そう言うと服を脱ぎ、ふといつもつけている

お守り袋が無いことに気がついた
・・・。


山目「あれ無い

夏紀「どうしたの

山目「い、いや・・・

   あれどこかに落としたのか

   ・・・・・・・・あっ

   もしかして、先生の所かも

夏紀「

山目「(明日、先生に連絡してみよう・・・)」


自分で自分を納得させ、風呂に入った僕は

疲れていたのか湯船でウトウトし始めてしまう


山目「はぁ~~~っ寝てた~

   溺れるところだったよ~

夏紀「だ、大丈夫

山目「うん・・・何だか今日は眠いから

   早く寝るよ

夏紀「わかった本当に大丈夫

   風邪とかひいたんじゃない

山目「大丈夫大丈夫

   ただ単に疲れが溜まってるだけだから


そう言うと、いつもより早くベットに入る。


しばらく深いに眠りに入っていた僕は何か

現実的な夢を見ていた気がする



すると突然電車の発車を告げるベル

耳に直接入ってきた


山目「えっな、なんだ


目を開いた僕の目の前には、駅のホームと

今にも発車しそうな電車が映し出される


僕は何故かその電車に乗らなくてはという

気持ちに駆られ、慌てて電車に飛び乗った・・・。


山目「(・・・あれ俺、家で寝ていたはず・・・。

    なんで電車に乗っているんだ

    ・・・い、いや、家で寝ていたのが夢

    あれおかしい・・・ここまで来た記憶が
)」


今の状況が把握できずにパニックになっていると

続々と電車に乗り込む人に押し込まれ

電車の奥まで進ませられてしまった・・・。




           続く・・・。



参考記事五色の御霊・鑑定47ー8

参考記事美霊魂・鑑定69ー7



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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・4

2022年08月12日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


夜の帳が降りた霊園は、蒸し暑さと共に

異様な雰囲気をかもし出していた


透明「この石のパスを辿っては来たものの、

   何だろう

   いたる所に山目くんの気配を感じる・・・。」


私は、山目くんの気配が強い所を

虱潰しに探し回る・・・。

すると、あるお墓の前に座り込んでいる人が


透明「山目くん


そこには、泥だらけになった山目くんの姿が・・・。


透明「山目くん

山目「・・・・・。」


山目くんの顔からは、血の気が引いている

私は急いで山目くんの脈を取るが、脈は正常で

呼吸もできてる
ようなので、少しホッとした

しかし相変わらず、呼びかけても返事がない・・・。


六羽「ご主人たま~っ

透明「六羽どうした

六羽「このお兄ちゃん、ここにいないよ

透明「


六羽は、意識や魂の所在を目で見て取れる能力がある

その六羽が、ここにいないということは・・・。


透明「六羽山目くんがどこにいるかわかるか

六羽「う~ん・・・たぶん

   このままだと行けないところ

透明「このままだと行けない

   ・・・・も、もしかして、

   領界に落ちてるのか

六羽「うん

透明「マジか

   ・・・厄介なことになったぞ


私は取り敢えず山目くんを抱えて一旦車に戻り、

エンジンをかけエアコンを入れる・・・。

あのまま放っておくと熱中症になりかねない


六羽「どうするの

透明「六羽山目くんのいる場所まで案内してくれるか

六羽「うん・・・だけど、危ないよ

透明「大丈夫何とかするから

   よろしく頼むよ

六羽「う~ん・・・わかった


私は、車のエンジンをかけたまま

目を瞑り、そのまま瞑想に入る・・・。



山目くんの落ちた領界とは一体・・・。




         続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・3

2022年08月10日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


透明「さて、夏紀ちゃんには探すと言ったけど

   どうやって探そうか・・・

手がかりのない山目くんをどうやって

探すか悩んでいた私は、ふと山目くんの

忘れ物に目をやる・・・。


透明「ちょっと失礼して・・・。」


人の物を覗き見るのは気が引けるが、

何故かこの袋が山目くんの失踪と関係している

気がしてならない
私は、袋を開けてみることに・・・。



透明「・・・・


袋の中には、何か奇妙な石のようなものが入っている。


透明「何だろうこれ


私はそれを袋から出してみることに・・・。


透明「石・・・だよなぁ

   でも、何だろう・・・

   これ普通の石じゃ・・・。」

その時


「誰か・・・助けて・・・。」


透明「


かすかだが、石の中から声が響く


透明「・・・今の声


本当に小さいが、その声が山目くんのものであることが

私には何となく理解できた


透明「山目くん聞こえる


「誰か・・・誰か・・・・。」


透明「どうなってるんだ


声は先ほどよりも聞こえるのだが、

こちらの声は届かないみたいだ・・・。


透明「この石・・・山目くんとパスが繋がってる

   じゃあ、この石を使えば山目くんが今

   どこにいるのか分かるんじゃないのか


私は急遽、石を握りしめて、山目くんとの

繋がりを追ってみる
ことに・・・。

深く深く潜って行く私の脳裏には、

とある場所のビジョンが流れ込んでくる・・・。


透明「ウソだろ・・・・こ、ここって


私は急いで山目くんがいるであろう場所へ

車を走らせる


車で30分・・・

予想した場所に到着した私の目の前には

無数の墓石が並んでいた・・・。



        続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・2

2022年08月08日 08時00分00秒 | 鑑定133(へんてこ神主)-鑑定134(霊能村長さん)-鑑定135(真夏の怪談)
真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)


次の日・・・。


私は山目くんの忘れ物のことが気になりながら

鑑定をこなしていた・・・。


鑑定に熱が入ってからは、忘れ物のことは一旦

頭から外れていたのだが、最後のお客さんを

鑑定し終わった後、机の端にある忘れ物が目に入る



透明「・・・結局、山目くん連絡してこなかったなぁ

   しかし、珍しいなぁ

   山目くん結構きっちりしてるから

   すぐ連絡してくると思ってたのに・・・

   仕方がない、私から連絡してみるか



そう言うと私は山目くんの携帯電話に連絡してみる



プルルルルルルル・・・プルルルルルル・・・


透明「(あれ出ないぞ・・・・。)」


プルルルルルルル・・・プルルルルルル・・・


透明「・・・・・。」


諦めかけたその時


ガチャッ直輝

    あなた、今どこにいるの



透明「えっ


今、山目くんの電話に連絡しているはずなのに

電話に出た人物は、山目くんに話しかけている



透明「あっすみません

   私は直輝くんではなくて、直輝くんに

   連絡を取ろうと、この携帯に連絡

   したのですが・・・

「えっあっそ、そうですよね

   ・・・すみません

透明「あれもしかして、夏紀ちゃん

夏紀「えっ

透明「透明です

夏紀「あっ先生


電話に出たのは、山目くんと同棲している

彼女さんだった

私も彼女とは面識があったため、慌てている

彼女さんに、何があったのかを聞いてみる


夏紀さん曰く、昨日一度帰ってきた山目くんは

夜中にふらりと、家を出ていったとのこと。

彼女さんとしては、タバコでも買いに行ったのだと

気にしていなかったのだが、朝になっても

彼は家に帰ってこなかったらしい
・・・。

そこからは、とにかく彼のことが心配になり

会社に連絡もしてみたのだが、

今日は出社していないと言われてしまい、

その上、携帯電話も家に置きっぱなしに

なっていた為、彼と全く連絡がつかなく

なってしまっていた
らしいのだ


透明「それはオカシイね・・・

夏紀「私・・・何かしてしまったんでしょうか

透明「いやいやそんなことは無いでしょう

夏紀「でも・・・・

透明「まあ、落ち着いて

   私も山目くんのこと探してみるから、

   夏紀ちゃんは家でちゃんと留守番しておいて

   もしかしたらヒョッコリ帰ってくるかも

   しれないからね

夏紀「は、はい・・・・先生お願いします・・・。」

透明「了解


そう言うと私は一旦電話を切った・・・。


透明「(昨日まではそんな素振りなかったけど

   一体、どうなってるんだ)」




            続く・・・。




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真夏の怪談・・・一話目(夜行列車)・1

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透明「みなさ~~~んた~だいま~

   お留守番してくれて本当にありがとうでした

   今回はなかなか大変な作業でしたが、

   何とか形になったので一旦帰ってきました~


   ただもしかすると、また行かないと

   いけなくなるかもですが・・・

   まあそれはさておき、今起こっている

   現状などは、また纏めてから皆さんに

   お話しできるようにするとして、

   今回は皆さんに、暑い夏の訪れを

   楽しんでいただくスペシャル企画

   真夏の怪談話三部作

   をお送りしたいと思いま~す

   まあ、怖いのはちょっと苦手という方にも

   読みやすく、タメになる情報を含めて

   マイルドにお話してゆこうと思いますので

   是非楽しみながら、暑い夏を乗り切る

   スパイスにしていただければと思います

   ということで、不思議でちょっと

   肝の冷える、本当にあった怖い話


   スタートです



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



とある鑑定の一場面・・・。


山目「ということで、お陰様で上手くいっています

透明「それは良かった

   また何か困ったことがあったら聞きにおいで

山目「はいありがとうございます



山目 直輝(やまめ なおき)さん 34歳

彼はシステムエンジニアとして頑張っている方で

今後の仕事の方向性や、同僚との付き合い方

などに悩み、私を頼ってくれていた



透明「あれっ


山目くんが帰った後、次のお客さんを迎え入れる

用意をしていた私は、何か袋のようなものが

床に落ちている
のを見つける・・・。


透明「これって・・・もしかして

   山目くんのかなぁ


私は急いで山目くんを追ったが、

もう電車に乗ってしまったらしく

追いつくことができなかった



透明「はぁ~・・・仕方がない・・・。

   もし大切なものなら、気づいた時に

   連絡してくるだろう

   これは取り敢えず預かっておこう・・・。」



後になって思う・・・。

この時、少しでも早くこの袋を開けておくべきだった



          続く・・・。




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