呪い請け負い屋・15
春井「」
透明「後は春井さんが今後幸せに進むために
覚えておいて欲しいのだけど
今回の件で、少し人間不信になっている
ようにも視えるから、少しだけ
考え方を修正させて」
春井「えっ」
透明「今回のことは本当に腹立たしい出来事
だったと思うのだけど、この経験は
これから春井さんが幸せになる為には
必要な知識でもあるんだ
人はそれぞれ多様な価値観があって
こういった価値観をもった人は
それなりにいる
だけど逆も然りで、春井さんにとって
本当に信用ができて心から信頼できる
存在もいるんだ
だから今回知識を得たことで、同じ道を
辿ることは少なくなるはずだから
歩みを止めることだけはしないで欲しい」
春井「」
透明「経験は知識として前に使うもの
そしてその知識は自分が幸せになるためにだけ
使うもので、決して過去を振り返るために
存在するものではないんだ
綺麗事に聞こえるかもしれないけど、
春井さんの人生はここからが本番で、
こういった経験を活かしてこそ幸せは
ちゃんと見えてくるものでもある
そして、これも覚えておいて
自分の生んだ穢れは相手には届かないから
いくら恨んでも意味がない
穢れは自分を傷つけるだけだからね
だから辛い経験をしたとしても、決して
自分を責めたり、そこに留まったり
だけはしないで欲しいんだ
君は必ず幸せになれる
君が今成すべきことは、誰から見ても
微笑ましいほどの幸せを手に入れて
過去に見せつけてやることだと
私は思っている」
春井「ううっ・・・
ありがとう・・・ございます・・・」
春井さんのように、沢山自分を傷つけてしまう人は
なかなか前に進むにも勇気が出ないことも多い
私は春井さんの心の傷を埋めるように言葉を紡ぎ
春井「」
透明「後は春井さんが今後幸せに進むために
覚えておいて欲しいのだけど
今回の件で、少し人間不信になっている
ようにも視えるから、少しだけ
考え方を修正させて」
春井「えっ」
透明「今回のことは本当に腹立たしい出来事
だったと思うのだけど、この経験は
これから春井さんが幸せになる為には
必要な知識でもあるんだ
人はそれぞれ多様な価値観があって
こういった価値観をもった人は
それなりにいる
だけど逆も然りで、春井さんにとって
本当に信用ができて心から信頼できる
存在もいるんだ
だから今回知識を得たことで、同じ道を
辿ることは少なくなるはずだから
歩みを止めることだけはしないで欲しい」
春井「」
透明「経験は知識として前に使うもの
そしてその知識は自分が幸せになるためにだけ
使うもので、決して過去を振り返るために
存在するものではないんだ
綺麗事に聞こえるかもしれないけど、
春井さんの人生はここからが本番で、
こういった経験を活かしてこそ幸せは
ちゃんと見えてくるものでもある
そして、これも覚えておいて
自分の生んだ穢れは相手には届かないから
いくら恨んでも意味がない
穢れは自分を傷つけるだけだからね
だから辛い経験をしたとしても、決して
自分を責めたり、そこに留まったり
だけはしないで欲しいんだ
君は必ず幸せになれる
君が今成すべきことは、誰から見ても
微笑ましいほどの幸せを手に入れて
過去に見せつけてやることだと
私は思っている」
春井「ううっ・・・
ありがとう・・・ございます・・・」
春井さんのように、沢山自分を傷つけてしまう人は
なかなか前に進むにも勇気が出ないことも多い
私は春井さんの心の傷を埋めるように言葉を紡ぎ
彼女が未来に期待できるように話を進めてゆく
しばらくして・・・
春井「先生今日は本当にありがとうございました
篠原さんにも後で感謝を伝えたいと思います」
透明「くすっ
最初に来た時は、どうしようと思ったけど
今は本当に良い顔をしている
春井さん君の人生はここからだ
自信を持って進んで行ってね」
春井「はい」
透明「あっ最後に一つ」
春井「」
透明「今回のことで一番最初に君のことを心配
してくれて連絡くれた人がいたでしょ
その子のこと、大切にしてね」
春井「・・・一番最初・・・伊木くんかなぁ
わかりました」
そう言うと春井さんは意気揚々と帰って行った
窮地に立ったときほど人の本質がよく見えるもの、
春井さんにとって本当に大切な人は直ぐ側に
いることがわかる切っ掛けになるかもしれない
後日、春井さんから連絡があり、例の彼女から
無事指輪を返してもらったとのこと
もちろん彼女とはそれっきり、とのことなので
安心した透明なのでした
完
しばらくして・・・
春井「先生今日は本当にありがとうございました
篠原さんにも後で感謝を伝えたいと思います」
透明「くすっ
最初に来た時は、どうしようと思ったけど
今は本当に良い顔をしている
春井さん君の人生はここからだ
自信を持って進んで行ってね」
春井「はい」
透明「あっ最後に一つ」
春井「」
透明「今回のことで一番最初に君のことを心配
してくれて連絡くれた人がいたでしょ
その子のこと、大切にしてね」
春井「・・・一番最初・・・伊木くんかなぁ
わかりました」
そう言うと春井さんは意気揚々と帰って行った
窮地に立ったときほど人の本質がよく見えるもの、
春井さんにとって本当に大切な人は直ぐ側に
いることがわかる切っ掛けになるかもしれない
後日、春井さんから連絡があり、例の彼女から
無事指輪を返してもらったとのこと
もちろん彼女とはそれっきり、とのことなので
安心した透明なのでした
完
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