ソドムの怪物 ・18
まさに怪物・・・私達の目の前に
姿をみせた呪いは、私達が想像していた
ものと、まったく違うものだということを
まざまざと見せつけられた・・・。
陣「これ・・・呪いというより・・・」
透明「生き物だな・・・」
怜「・・・・。」
今まで、視れるモノには何らかの対処が
あると信じ、その除去に対するプロセスは
経験上、生まれてくるものと信じていた
しかし、ヨナちゃんの身体に巣食うモノは
今までの経験を覆す存在だった・・・。
怜「この怪物は、欲の想念・怨念・神の意思が
作り出した異物・・・どこから手をつける」
透明「・・・・。」
陣「透明・・・何か方法はないの」
透明「う~ん・・・・」
さすがに、こんなものは初めて視る・・・。
想念や怨念の類が混在するというのは
今までも視てきたが、そこに絶対的な
神の意思、つまり呪的要素が、その存在を
確固たるものとしてしまっている
その上、ヨナちゃんの先程の様子をみても
わかるように、霊気を開放して身体の格子を
開いた状態でも一端しか視えないのは、
確実に魂に喰い込んでいるからだろう
もしあのまま、全体を身体の外へ排出しようと
すれば、魂ごと身体から抜けてしまう・・・。
一体、どうすれば
陣「・・・一か八か、やってみようか」
透明「えっ」
怜「・・・なにを・・・。」
陣「う~んと・・・上手く言えないけど、
あの表面上のパール色の呪いだけ
吹き飛ばすことって出来ないかなぁ~」
透明「どういうこと」
陣「う~んと~・・・あの怪物の
表面と内側にあるモノって
違う気がするんだよね・・・。」
怜「」
陣「つまり・・・
なんて言えばわかりやすいかなぁ~
あっチョコボールみたいな」
透明「はぁ」
怜「チョコボール・・・くくくっ」
陣「よ、要するに
俺から視ると、そんな感じなんだよ
外のチョコにコーティングされて
中にピーナッツみたいな・・・。」
透明「・・・・。」
怜「・・・陣のボキャブラリー・・・くくくっ
ピーナッツより、キャラメル派」
透明「派閥はいいから 陣続けて」
陣「う~ん・・・呪いって、一般的に
一つの怨念や想念から成っているけど
たまに、どちらも含まれているものも
あるよねぇ その場合でも
呪いとして成立しているのは、
その想念と怨念の目的が一緒というか
最終的な目的が一緒の場合にだけ
共存して一つの呪いを形成している
のが普通だと思うんだ・・・。」
透明「つまり陣は、あの怪物の表の意思と
内側の意思が違うと言いたいんだね」
陣「うん」
怜「・・・ありえないよ」
陣「なんで」
透明「混在する念や想い、呪に関しては、
同じ目的や方向性が一定でなければ
存在として形成されることは無いんだよ」
陣「う~~~ん
それはわかってるんだけど・・・
なんだかさぁ~あの呪いって
存在自体が闘ってるっていうか・・
ネガティブな感情とそれを浄化しようとする
感情がある気がするんだよなぁ~」
透明「」
ネガティブキャンセラーを持つ陣には、
この怪物の意思が視えている
それって、もしかして ・・・。
続く ・・・。
まさに怪物・・・私達の目の前に
姿をみせた呪いは、私達が想像していた
ものと、まったく違うものだということを
まざまざと見せつけられた・・・。
陣「これ・・・呪いというより・・・」
透明「生き物だな・・・」
怜「・・・・。」
今まで、視れるモノには何らかの対処が
あると信じ、その除去に対するプロセスは
経験上、生まれてくるものと信じていた
しかし、ヨナちゃんの身体に巣食うモノは
今までの経験を覆す存在だった・・・。
怜「この怪物は、欲の想念・怨念・神の意思が
作り出した異物・・・どこから手をつける」
透明「・・・・。」
陣「透明・・・何か方法はないの」
透明「う~ん・・・・」
さすがに、こんなものは初めて視る・・・。
想念や怨念の類が混在するというのは
今までも視てきたが、そこに絶対的な
神の意思、つまり呪的要素が、その存在を
確固たるものとしてしまっている
その上、ヨナちゃんの先程の様子をみても
わかるように、霊気を開放して身体の格子を
開いた状態でも一端しか視えないのは、
確実に魂に喰い込んでいるからだろう
もしあのまま、全体を身体の外へ排出しようと
すれば、魂ごと身体から抜けてしまう・・・。
一体、どうすれば
陣「・・・一か八か、やってみようか」
透明「えっ」
怜「・・・なにを・・・。」
陣「う~んと・・・上手く言えないけど、
あの表面上のパール色の呪いだけ
吹き飛ばすことって出来ないかなぁ~」
透明「どういうこと」
陣「う~んと~・・・あの怪物の
表面と内側にあるモノって
違う気がするんだよね・・・。」
怜「」
陣「つまり・・・
なんて言えばわかりやすいかなぁ~
あっチョコボールみたいな」
透明「はぁ」
怜「チョコボール・・・くくくっ」
陣「よ、要するに
俺から視ると、そんな感じなんだよ
外のチョコにコーティングされて
中にピーナッツみたいな・・・。」
透明「・・・・。」
怜「・・・陣のボキャブラリー・・・くくくっ
ピーナッツより、キャラメル派」
透明「派閥はいいから 陣続けて」
陣「う~ん・・・呪いって、一般的に
一つの怨念や想念から成っているけど
たまに、どちらも含まれているものも
あるよねぇ その場合でも
呪いとして成立しているのは、
その想念と怨念の目的が一緒というか
最終的な目的が一緒の場合にだけ
共存して一つの呪いを形成している
のが普通だと思うんだ・・・。」
透明「つまり陣は、あの怪物の表の意思と
内側の意思が違うと言いたいんだね」
陣「うん」
怜「・・・ありえないよ」
陣「なんで」
透明「混在する念や想い、呪に関しては、
同じ目的や方向性が一定でなければ
存在として形成されることは無いんだよ」
陣「う~~~ん
それはわかってるんだけど・・・
なんだかさぁ~あの呪いって
存在自体が闘ってるっていうか・・
ネガティブな感情とそれを浄化しようとする
感情がある気がするんだよなぁ~」
透明「」
ネガティブキャンセラーを持つ陣には、
この怪物の意思が視えている
それって、もしかして ・・・。
続く ・・・。
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