数字の魔術 ・15
透明「さてさて、話を戻すけど、
魔法陣にも2つの魔法陣があることが
わかったよね」
勝田「はい」
透明「もちろん、この2つの魔法陣も枝分かれ
して、もう少し複雑な魔法陣の構成が
何百通りと存在するのだけど、
これは口では伝えきれないから、大まかに、
形状だけで力を持つ・形状魔法陣
力の流れを指示する・魔導法陣
の2つを覚えておいてくれれば良いと
思うんだ」
恵那「おお~魔導法陣~
魔導って、魔法を導くから魔導って
言うんだ~
魔法の力の流れを導くか~
かっこいい~~~ 」
変なところに、食いついたぞ
透明「ま、まあ、もう少し分かりやすいように、
この二つの魔法陣を現代風なものに当てはめると
形状だけで力を発する形状法陣は、
風車と水車になるかな
これは、外から受ける力
つまり、熱や光、風や重力というような
自然の力を動力として受取り動くというわけ
そして、複雑な魔法陣である、魔導法陣は、
正に電気配線とか機械の基盤と同じで、
動力を自然からとったり、気の力で動かすにしても、
配線が正しく繋がっていなかったり、
力の流れる方向が正しくなければ、
魔法陣としての効果は出てくれないものなんだ」
力の流れる方向が正しくなければ、
魔法陣としての効果は出てくれないものなんだ」
勝田「風車と電気配線
何だか、わかりやすいです」
透明「ということで、魔法陣には、大まかに2つの
基本構成があることは分かってもらえたと
思うのだけどそれじゃぁ~、この魔法陣に
呪文を使うのは何故なのか
説明していくね」
恵那「それそれそれが聞きたかったんだ~」
透明「さっきも言ったように、今回教えた魔法陣は
形状魔法陣だったから、形が持つ力を利用
したのだけど、通常、呪文を用いる魔法陣
というのは、もう一つの魔導法陣の方」
というのは、もう一つの魔導法陣の方」
恵那「わかった呪文は、電気回路の電池の役割を
するんでしょ」
透明「ブブ~ッハズレ~」
恵那「ええ~っ でもさっき、魔導法陣は動力を
正しく流すって言ってたじゃん」
透明「クスクス 確かに言ったけど、呪文そのものが
動力とは言ってないよ」
動力とは言ってないよ」
恵那「あっ」
透明「魔法陣の動力となるものは、自然の力や生命力
みたいに、純粋で単純な力を使用することが多い
普段、2人が使っている電池なんかも、
それ単体では、ただ蓄電した電力を放出する
ためだけにあるでしょ
ためだけにあるでしょ
魔導法陣もそこは同じなんだよ」
恵那「それじゃぁ~、呪文って」
透明「どんな機械でも、電力を効率よく、
機械全体に適量流すための制御装置
というものがある
機械全体に適量流すための制御装置
というものがある
要するに、呪文というのは、その動力となる
ものを、どこに、どれだけ分配し、魔法陣を
効率よく動かすための絶対的な指示書
まあ、口頭だから指令や命令に近いものに
なるんだ
ものを、どこに、どれだけ分配し、魔法陣を
効率よく動かすための絶対的な指示書
まあ、口頭だから指令や命令に近いものに
なるんだ
そして、その指示は、声という音波の流れで
制御しているから、同じ魔法陣なのに、
呪文一つで、その魔法陣が持っている
限りの役割を変えることもできるんだよ」
限りの役割を変えることもできるんだよ」
恵那「マジかそれじゃぁ~同じ魔法陣で
何個か魔法が使えるってことなんだ
それに確実に、魔法陣の動力は、呪文が
力の源だと思ってた」
力の源だと思ってた」
透明「まあ、一般的な考えだと、そうなっちゃうのは
わかるけどね
ただ、こうやって考えると、魔法陣という
ものは、自然の摂理を上手に利用した、
とてもシステマティックな代物だということが
わかるでしょ」
勝田「本当に、機械やプログラムみたいですね」
透明「そうだね
昔の人は、まだ科学がという分野がなかったから、
自然から受けるエネルギーをこういった形で
上手に利用する方法を考えたのだろうね」
上手に利用する方法を考えたのだろうね」
恵那「ねぇねぇそれじゃぁ~、中に書いてある
図形とかには、法則はないの
図形が方向を指示したりするのは理解したけど、
魔法陣って、ベースとなる形ってあるじゃん
あれも、適当なの」
透明「いや中に書いている図形にも、それなりに
意味があるよ」
続く ・・・。
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