

私は話を、巨大な目玉に戻す

透明「あのヤスさん

どこだったんですか

ヤス「あいつは、俺の山の麓にある池の周りに
住み着いていたみたいでなぁ

一週間前くれぇ~に、家にけえる途中で
目が合っちまったんだよ

それからは一日置きに俺を襲いに来やがる

俺じゃぁ~対処できそうになかったからよ、
嫌だったがタイに相談したんだ

透明「山の麓の池ですか・・・ヤスさんから見て
そいつは何だと思いますか

ヤス「う~ん


妖怪ではなさそうだった・・・多分ああいうのが
悪魔って言うんじゃねぇ~かなぁ~

透明「悪魔・・・なるほど・・・。」
タイ「おめぇ~

ことだよなぁ


そいつは現れなかったんか

ヤス「ああ



ただ、いつ来るか分かんねぇ~から
早くここから出て~んだよ

あいつは、所定の位置にいねぇ俺を
探しているだけで、見つかりゃ~
ここの人間全てに迷惑がかかるかも
しれねぇ~からよ~

透明「なるほど


ヤス「

透明「タイさんは、ヤスさんに付いていて

私は、その池を調べてくるから

ヤス「おい


タイ「でぇ~じょうぶだ

こいつを見くびんじゃぁねぇ~

これでもかなり修羅場をくぐってるからなぁ~

おめぇ~がどうにもならなかった輩なんて
チョチョイのチョイだ

ヤス「何だと~

タイ「何だぁ~

透明「ストップ



とにかく、様子を見に行くだけなので
安心してください

ただ、私がいなくなった後に、喧嘩とか
大声とか出さないでくださいね

ヤス「ふん


タイ「おい、透明

消去してもいいからな

その方が、情けねぇ~こいつも
安心して暮らせるからよぉ~

ヤス「こ、この~~~

タイ「何だ



透明「言ったそばから


そんなこんなで病室を後にする透明先生・・・。
透明「(まずは、その池を調査してみるか・・・。)」
続く・・・。







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