一枚の手紙 ・15
暴走気味の円を抑える透明先生
円「うう~っ・・・歯がゆい~っ」
透明「少しは落ち着けよ」
円「それじゃぁ~、あんたは何とかできる
方法があるって言うの」
透明「そ、それは・・・」
月華「あの~・・・」
透明「」
円「何よ~」
透明「月華に当たるな」
月華「す、すみません
ですが、おふた方とも熱くなりすぎていて、
難しくお考えのような・・・」
透明「」
円「華なら、できるとでも言うの」
月華「いえいえ滅相もないです
ただ、私はこの法陣式を投影して
構成自体は、寸分違わず理解することは
できます・・・。」
構成自体は、寸分違わず理解することは
できます・・・。」
円「」
透明「ああ~~~っ 」
円「」
透明「そっか本当にどうかしてた
封印を外すことだけに気をとられすぎて
見落としてたよ
ありがとうね、月華」
月華「はうっそのお優しいお言葉たまりません~
お役に立てて嬉しいです~」
透明「円も、わかったよな」
円「うっ・・・ううん
そ、そうよね私も今、そうだと思って
いたのよ~」
わかってないのね・・・
仕方がないプライド傷つけると面倒だから、
ここは1つ助け舟でも出すか
透明「いや~師匠に言われていたこと、忘れてたよ~」
円「そ、そうねあは、あははは・・・」
透明「この世に、完璧な法陣式というのは存在しない
もちろん、綿密で強固な法陣はあるが、
それを崩すことができないというのは、
自分にそれだけの力が備わっていないだけだから、
自分にそれだけの力が備わっていないだけだから、
それを受け止める度量も必要だ
もし、どうしても崩すことができない法陣が
存在した時は、その法陣をマルっと飲み込んで
新たな法陣式を確立すればいい
新たな法陣式を確立すればいい
それくらいであれば、お前たちにもできるだろう
って、よく言われてたよな~」
円「」
思い出したかな
師匠の考えというのを説明すると
この悪魔が核として存在しているのであれば、
その存在を封印している法陣式は、その核を包み込む存在
つまり分かりやすく、おまんじゅうに例えれば
餡(悪魔)と餅(封印)の関係である。
今の状態は、この子と封印を1つのおまんじゅうと言う
存在に縛っており、餅がなければ、餡だけが残り、
餡がなければ、ただの餅となるため、おまんじゅうという
存在は消滅してしまう
存在は消滅してしまう
まあ、おまんじゅうであれば、別々に食べればよい話だが、
今の状況は、強制的におまんじゅうという存在を定義付けして
作られているため、どちらかが消えてしまえば、
おまんじゅうという存在は消滅し、構成している
双方の存在も、同時に消えてしまうということになる
双方の存在も、同時に消えてしまうということになる
では、どうすれば、この存在定義を外せるのか
幸い、この法陣式は大まかな定義で成り立っているため、
核となる餡、つまり悪魔が何かに包まれていることが
重要な要素となっている
重要な要素となっている
そうであれば、このおまんじゅう状態の封印自体を
新たな法陣式で包み込んでしまえばよい
つまり、おまんじゅうを衣をつけた、あげまんじゅうに
してしまい、新たな存在として確立
その上で、間に挟まれている餅である封印を分解して
しまえば、見た目は、餡が包まれた揚げた餅となり、
存在定義自体を壊すこと無く書き換えられ、
後から揚げの部分を剥がしても、問題ない定義を
作り上げれば、この子は助かるということになる
後から揚げの部分を剥がしても、問題ない定義を
作り上げれば、この子は助かるということになる
(あれっ・・・返ってわかりにくかったかな)
円「・・・・いいわやってやろうじゃない
時間はかかるけど、その方が確実だし、
陣をギャフンと言わせられる」
お~い趣旨が変わってますが・・・
円「それじゃぁ、始めるわよ華 」
月華「仰せのままにお嬢様」
次回、封印が ・・・・。
続く ・・・。
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