

少し、脅しが過ぎたかな

霊達が次々と姿を表す・・・









厳ついオジサン・昭和初期頃の姿の女性
若い男性・片手の無い初老の男性・・・あれっ

これだけ

・・・・・おかしいなぁ~



まあ、いいか

透明「やっと、姿を見せてくれましたね
」

オジ「何故、邪魔をする・・・。」
若男「そうだよ
何でだ
」


昭女「・・・
」

老人「・・・お前さん、何者だ
」

透明「はいはい
一つづつ答えるから、慌てない


私は、占い師の透明です

それは、もう皆さんも理解しているでしょ

何故、邪魔をするのか



それは、あなた達が人の家に勝手に
住み込んでいるからです
」
住み込んでいるからです

オジ「
」

昭女「わ、私たちは、勝手に住み着いた
訳じゃないですわ
」
訳じゃないですわ


透明「と、言うと
」

若男「俺たち、ここに吸い寄せられて出られなく
なっただけだよ
」
なっただけだよ

透明「・・・やっぱり、さっきの御札か・・・
」

老人「儂らも、出て行きたいんじゃ
だが、ここの主人は儂らに気づかん
」

だが、ここの主人は儂らに気づかん

透明「だからって、河崎さんに悪さするのは
違うんじゃないの
」

若男「うっ
・・・で、でも
」


オジ「悪さなんて、しちゃぁ~いねぇ~よ
」

老人「そりゃ~
気づいてもらうために、
モノを落としたり、色々できることはしたが、
本人に直接、したくても、できんからな
」

モノを落としたり、色々できることはしたが、
本人に直接、したくても、できんからな

透明「
」

昭女「それよりも、あなた達は、私達をどうする
おつもりなのですか
」
おつもりなのですか

透明「それは、あなた達次第だよ

それよりも、本人に直接できないって、
どういうこと
どういうこと

河崎さんは、金縛りにあっていたりしている
と言っていたけど
」


若男「金縛りは、知らないよ
名前を特定すれば身体を動けなくすることは
教えてもらったけど、ここの奥さんには、
使えないから、俺達じゃない
」

名前を特定すれば身体を動けなくすることは
教えてもらったけど、ここの奥さんには、
使えないから、俺達じゃない

透明「
・・・ちなみに、金縛りの方法を教えてくれた

のは誰
」

霊達が、一斉に初老の男性を指差す・・・



透明「どういうこと?」
老人「うっ
・・・わしは、こう視えて、結構長い間
この状態でいたからの
色々な、ヤツに教えてもらっただけじゃよ
」

この状態でいたからの

色々な、ヤツに教えてもらっただけじゃよ

こう視えてって
・・・でも、まあ、あの程度の拘束力じゃ

その通りなんだろうけど・・・。
透明「まあ、それはわかったけど、やり方を知っていて
河崎さんに使えないって、どういう意味
」

オジ「それは・・・。」
昭女「あの子が、邪魔をするからよ
」

透明「
」

瑠璃「淳也くん
」

さっきまで、青い顔をして防寒していた瑠璃が
割って入る・・・。
瑠璃「あの子って
淳也くんのことでしょ
」


透明「はぁ~
・・・やっちゃったよ・・・
」


瑠璃「へっ
あっ
」




オジ「ほぉ~
あいつ、淳也っていうのか・・・。」

昭女「くくくっ ・・・。」
若男「そうか・・・淳也か ・・・。」
老人「お嬢さん・・・ありがとうな
」

霊の世界でも、生前の名前には拘束力がある

霊達は、急に部屋から飛び出そうと動き出す・・・。
「バチッ
」

オジ「うおっ 
」


昭女「きゃっ
」

若男「な、なに
」

老人「こ、これは
」

透明「はいは~い

みなさ~ん、話はまだ終わってないですよ~

皆さんは、私の許可なく、この部屋から
出ることはできないので、戻ってきてくださいね
」
出ることはできないので、戻ってきてくださいね

オジ「くっ
」

若男「こ、このぉ~
」

昭女「こ、こいつ
」

老人「ま、まて
下手に逆らうな
」


オジ「し、しかし・・・。」
老人「あやつは、只者じゃない
今は、あやつの指示に従う方が良い・・・。」

今は、あやつの指示に従う方が良い・・・。」
昭女「くっ
・・・くやしい~っ
」



な~んか、相談しているけど、丸聞こえなんですけど・・・

瑠璃「透明・・・ごめんなさい・・・
」

透明「・・・・・
」

私は、瑠璃の頭をポン
と叩き、霊達に詰め寄る・・・。

次回、以外な展開に・・・。
続く ・・・。







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