



少し落ち着いてきた和重くんに
話しかける・・・。
話しかける・・・。
透明「どう
まだ、気持ち悪い
」



和重「い、いいえ
もう大丈夫です
」


透明「そっか
よかった
」


和重「先生・・・。」
透明「んっ
」

和重「僕に何か憑いていたと言っていましたが、
何が憑いていたんですか
」

透明「う~ん、少し質が悪い人かな
」

和重「質が悪い人
」

透明「うん
元々、霊というのは、自分と同じ資質や
願いや願望を持つた人に取り憑くことが多いのだけど、

願いや願望を持つた人に取り憑くことが多いのだけど、
和重くんに憑いた人は、己の願望が強くて、
和重くんの理性を超えて影響を及ぼす霊だった
みたいなんだ・・・。」
和重「・・・・でも、自分が霊の影響を受けているとは、
思ってもいなかったです
」
思ってもいなかったです

透明「そうかもしれないね・・・。」
和重「
」

透明「和重くん
本当にごめん
」


和重「えっ
な、何で先生が謝るんですか
」



透明「和重くんに取り憑いていた霊は、和重くんの潜在的な
欲求や願望に同調して憑いてきた・・・。
それは、裏を返せば、和重くんがかなり無理をして
いたということなんだ
」
いたということなんだ

和重「
」

透明「私は、和重くんや和重くんのご家族が幸せになる為の
ことだけにとらわれて、和重くんが我慢をしていた
ことに気づけなかった・・・

今、考えれば当たり前のことなのに・・・。
本当にごめんね
和重くん
」


私は、バカだ

和重くんの年齢なら、友達と遊びたい

自由に想ったことをしたい
周りの子と同じように生きたい


と思うのは当然だ

家庭の事情がどうであれ、自分の置かれている状況がどうであれ、
彼には彼の想いがあって当然なのだ

それでも和重くんは、周りの期待を一身に背負い、
自らを律し努力してきた・・・。
それは、同時に自分自身を殺してきたことと同じじゃないか

私は、伊那士家の皆さんを幸せにするために、自分の考えを
和重くんに押し付けてしまっていたのではないのか

和重くんの気持ちを何故もっと考えてあげられなかったのか

本当に自分に腹が立つ

和重「先生
何を言っているんですか


先生は、僕たちを救うために一生懸命助けて
くれたじゃないですか
くれたじゃないですか

僕の方こそ、先生に相談もなく会社を辞めたりして
ごめんなさい
」

透明「和重くん・・・。」
和重「今考えると、何故あんな思い切りの良いことが
できたのか
確かに不思議ですけど、自分的には
結構スッキリしているんです
」

結構スッキリしているんです

透明「そうか・・・でも、これから和重くんは、
どうして行きたいと思ってる

やっぱり、さっき言ったみたいに、
自由を応援してくれるスポンサーを探して
みるかい
」

和重「あははっ
さっき言ったことは、冗談です


確かに、そんなことがあれば、本当に嬉しいですけど、
人生、そんなに甘いものじゃないですものね
」

そうか、さっきの言葉は、霊に言わされたというよりも、
和重くんの中では、冗談としての言葉に認識されたんだ

霊が取り憑き、霊障として影響を受ける・・・。
これには、いくつかのパターンがある

・自らの意思と認識して言動、行動を行うモノ
・自らの意思とは関係なく言動、行動を行うモノ
・自らの意思かどうかは、わからないが欲求の赴くまま
言動、行動を行ってしまうモノ
・自らの意思とは真逆の言動、行動を行ってしまうモノ

・自らの意思とは関係なく言動、行動を行うモノ

・自らの意思かどうかは、わからないが欲求の赴くまま
言動、行動を行ってしまうモノ

・自らの意思とは真逆の言動、行動を行ってしまうモノ

どれも、霊からの影響があってとる行動なのだが、
和重くんの場合、3番目の影響が強いみたいだ・・・。
次回、もう少し詳しく霊と霊障を掘り下げます 

続く ・・・。







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自分も2体に憑依されていましたが全然気づかなかったですね~。
物理的事象も起こらなかったし痛くもかゆくもなかったし風邪もひかないし。
和重さんの気持ち分かります。
職場のことで悩んで我慢して苦しんで将来のことも絶望して「死にたい」ってしょっちゅう言ってて自分は自分の意思で言ってたつもりだったんですが自殺されたご霊体様の気持ちが同調していたようでした。
2体のご霊体の気持ちも理解が出来たから自分的には嫌悪感はないですが、ほんとに憑いてるのって分からないもんです。
私にも加苅さんみたいな人が憑いてくれれば、むしろ思い切って今の仕事辞められたのになとか思ってしまいます。
ついこないだの出来事なので今回の記事はすごくタイムリーで興味深いです。
霊能占いに行ったときに同い年くらいの髭面の酒飲みに憑かれていると言われ、内心は「どんな奴やねーん!」と突っ込んでました
実際に強い酒飲めるようになって酒の味も好きになったし、今でも普段は髭面だから自身と霊とで共感するものもあったのかなとも思います
その時に祓ってもらいましたが、直後に誰もいない背後から襖を平手で叩いた様音がして、霊が「余計なことしやがって」とでも言いたそうな感じを受けました
学生浪人中に患った鬱がきっかけで、精神的に落ち込むことが数年間続きましたが、自信の無さや寂しさが引き寄せたものかなと思っています
半ば投げやりな考えになってた時期だから、影響としては3つ目か4つ目のパターンだったと思います
病気やこういった事があってからは無理しないで逃げる事も覚えましたが、結果としてもしかしたら少々怠け癖がついたかもしれない・・・{汗}
いや、ひょっとしたら怠け霊がついてるのかもしれない・・・、たぶん・・・、いや、たぶんね
霊関係はド素人な私が書き込むのがお門違いな気がしつつ…(^_^;
憑依された場合の1番目の、
自分でわかっていて、かつ自らの意志、行動、言動に反映する霊障とは、
本人の本来持ちあわせる性格や願望が、さらに霊障で強く反映されたり、後押しする感じ、という理解で、いいのでしょうか💧
豹変したら、これはおかしい、とわかってもらえるけど、
周りも気づかないうちに、霊が憑いたり離れたり(離れてくれるかわからないけど💧)して、その人の人生の流れを左右してくるのは怖いなぁ
本人か、そうでないか、その線引きが難しそうです💦💦
あ、それから、先生、自分を責めないで下さい、
伊那士さんの、かつてそのときの相談は、家族のためになんとかしたい、という強い気持ちが前面に出ていたからこそ、の、当時の先生のご対応だったと思います
そして伊那士さんが自分でもわかっていたわけですし、吹っ切れてる感じに、
おばちゃん、シリーズ初期に感じてた不安は、ちょっと救われたですよ(つд`)
私もほんとに、憑依とかぜんっぜんされることないので、今回の記事は理解できるようにゆっくり読ませていただきます(o^^o)
自分のこのぐうたらやらだらしないやら無気力やらかなりダメ人間性格は、そういう霊に取り憑かれているせいかもしれねぇ…!ヾ(*´∀`*)ノ←(ヲイ!