週末は、陽光が降り注いだ沖縄島です。この先の週間予報でも20℃位の最高気温の日が続きそうで、いい感じです。
サンゴの白化に関するちょっと気になるニュースを目にしました。
イタリアの大学の研究チームがおこなった実験なんですが…。
インドネシア、メキシコ、タイ、エジプトの4ヵ国の海でサンゴを採取。それらを海水1リットル中に市販の日焼け止め100万分の1リットルだけ含む水の中で飼育したんだそうです。
結果、96時間以内にサンゴが完全に白化することが確かめられたんだそう。
含まれる成分のパラベン、桂皮酸、ベンゾフェノン、カンファー抽出物という4種類の物質に、使用時に海に溶け出すのと同程度の量で白化させる作用があるそうな。
日焼け止めをまったく使用しないのでよくわかりませんが、こういう成分は日本の日焼け止めにも普通に入ってるんでしょうかねえ?
意外なところにもサンゴ白化の一因があるんだなあ、って思ったりしたしだいです。
海は浅場にちょっとうねりあり。晴れ、後半やや曇りがち。
〈ハタ科ハナダイ亜科ハナゴンベ属ハナゴンベ(Serranocirrhitus latus) 08年1月10日 沖縄島ホーシュー〉
最近お日様見てないな~、って感じの沖縄島です。週間予報を見ても、お日様マークが見あたりません。
絶滅が危惧されてる純粋種の野生メダカが、東京の79歳の男性宅の庭池から発見されたというニュースを見ました。
メダカは、この男性が12~13歳の頃自宅近くの水田で捕まえてきて飼いはじめたそう。
以来60年以上繁殖を続けて、現在20匹が生息しているとか。
捕まえた当時は、純粋種の野生メダカはたぶんどこにでもいたんでしょうけど、半世紀以上が経過して今や絶滅危惧…。
純粋種のメダカにとっては、庭池のほうがいい環境だったんでしょうねえ。
発見されたメダカは、種の保護のために動物園などに提供される予定だそうです。
海はまあ凪。雨交じりの曇り空。
〈ハタ科ハタ亜科ユカタハタ属ヤミハタ(Cephalopholis boenak) 07年12月13日 沖縄島崎本部ゴリラチョップ〉
空模様は今一つですが、あったかい日が続いてる沖縄島です。
海のコンディションもいい感じが続いてます。
さて、ネズミの天敵といえばネコ。
ネズミはネコに襲われる経験を何度も経て、この認識を学習してるんではないかとこれまでは考えられてたそうです。
が、東京大学の研究グループがそれをくつがえす研究成果を発表したんだそう。
そのカギは、においだそうです。
鼻から入ったにおいの分子は神経細胞に受け取られ、その情報が大脳へと届けられます。
それが天敵のにおいだったら、ネズミは襲われた経験を通して学習してなくても、その場から逃げるように生まれながらにプログラムされていることが明らかになったんだそうです。
ところで、このプログラムされている神経回路の遺伝子は、魚類のもつ嗅覚の遺伝子によく似ているんだとか。
そんなに寄ってないのに被写体に逃げられるときには、僕も何か危険なにおいを発してるのかも? なんて妄想してみたり。
海はベタ凪。曇のち時々晴れ間。
〈ハタ科ハタ亜科マハタ属ツチホゼリ(Epinephelus cyanopodus) 07年11月15日 沖縄島山川〉
本日は立春でございますが、その通りに春めいた陽気の沖縄島です。
で、昨日は節分。我が家でも恵方巻き食べて、豆まきもやりました。が、我が家以外のご近所さんが豆まきをしてる気配というか雰囲気がない。沖縄にきてから毎年そうなんですが、沖縄では豆まかないのかな?
それともたまたま家のご近所だけがそうなんでしょうか?
あるいは最近はどこでも家では豆まかないのか?
思わず「鬼はー外」が小声になちゃったよ。
豆自体は思いっきりまきましたが…。
海はベタ凪。晴れときおり曇り。
〈ハタ科ハタ亜科ヌノサラシ属ヌノサラシ(Grammistes sexlineatus) 07年1月16日 沖縄島ホーシュー〉
この魚、危険を感じるとタンパク毒を含む白い粘液を体表から出すんだとか。見たことはありませんが。しかも自分自身もその毒にやられることがあるんだとか。
週末からさえない天気を引きずってる沖縄島です。降るときは激しく降るので、透明度にも影響がでたり…。風も西寄りが多かったり。まあ弱いので、大荒れになることはなかったのですが。
さてこの夏の我が家は、フルーツに恵まれております。といっても、もちろん自家栽培しているわけではありません。全部いただき物です。スイカやパイナップル、レッドドラゴンフルーツやホワイトドラゴンフルーツまで(ドラゴンフルーツって知ってます? サボテンの実です。中が赤いのと白いのがあります)。知り合いからのみならず、たまにしか行かない弁当屋でもいただいたり、この夏は食って食って食いまくった感あり。
この調子でマンゴーもどっかからいただけないかと、密かに願ってます。
海はうねりややあり。雨交じり(強雨)の空。
〈ハタ科ハタ亜科マハタ属シロブチハタ(Epinephelus maculatus) 06年7月27日 沖縄島砂辺アメリカンサイド〉
画像は幼魚。ハタの子供を見ると、腕白小僧を連想してしまいます。どこが? と言われると困りますが、何となく。顔つきとか、こまっちゃくれた感じとか。あるいは成魚のイメージからの影響もあるかも。小さいのに、一生懸命堂々と振る舞おうとしているように見えるんですよ、僕には。特にこの子はそう見えたなあ。
「撮るなら撮ってみろ。ストロボが光っても恐くないぞ」
みたいな感じに…。
夏の高校野球、沖縄代表の八重山商工は昨日負けちゃいました。その試合内容や勝敗について語れるような知識は持ってないので、それはおいとくとして…。試合後のインタビューで、ピッチャーの子(たぶん)が丁寧にはきはきと答えているのを見て隣にいた監督が、
「おまえ、日本語うまいなあ」
っとしみじみと言ったのに、個人的には大うけしてしまいました。
海は総じて荒れ模様。空は晴れ時たま曇り。
〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia) 06年6月28日 沖縄島ホーシュー〉
これは雄。
〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia) 06年6月28日 沖縄島ホーシュー〉
で、これは雌。
現在ホーシューにはスミレナガハナダイのハレムが2つ形成されてます。一つは雄が一個体に雌が十数個体。もう一つは、雄が四個体に雌が数十個体の巨大なハレム。こちらのハレムは大迫力。乱舞するスミレ達の光景が神々しいほどに美しいです。
冬の間真栄田岬に行ってなかったので、この間久しぶりに行ってみた。で、あらためて気づいたことがある。
筋肉痛になったんですよ。
例えば残波岬、あるいはホーシュー。どちらも車からエントリー場所までかなりけわしい道程を移動するけど、しばらくぶりに行っても筋肉痛にはならない。思うにあの長い階段がくせもの。整備された駐車場から整備された階段(所々傷んでるけど)を歩くのでけわしいイメージはないけど、残波よりエントリーがハードなんだと、翌日ギクシャク歩きながら思った。
海はややうねりが残ってる。風は冷たいけど、空は快晴。
〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia) 06年2月13日 沖縄島ホーシュー〉
この個体は、群れの中での社会的な位置がやや劣位であると思われます。