ようやく暖かさが戻ってきた沖縄島です。
年末から年始の忙しさも一段落。
今日はティーシャツ姿で餅焼いて、遅ればせながらの正月気分を味わってました。
去年から引きずってた残留窒素もリセットできそうです。
って、明日からまた窒素ためるんですが…。
海はベタ凪。晴れのち曇。
〈スズメダイ科クマノミ亜科クマノミ属トウアカクマノミ(Amphiprion polymnus) 07年11月15日 沖縄島山川〉
画像中央のトウアカクマノミの下に卵があるんですが、わかりますでしょうか?
中央のトウアカクマノミが卵保護(いわゆるファニング)をしているように見えます。水中でも実際にそう見えたので、撮影しました。
しかしながら、この個体は成魚ではありません。このイソギンチャクには別にペアのトウアカクマノミがいました。
クマノミ亜科は一夫一妻で、卵保護は雄の役割です。もちろん成魚の雄が、定期的に卵に対してファニングをしてました。その合間に、この個体が卵保護のような行動をとっていたんです。
この個体はペアに次ぐ3番目に大きな体サイズでした。つまりペアのどちらかが消失すれば、雄として繁殖に参加する個体です。
雄になったときのための予行演習でしょうか?
それとももう雄化しているんでしょうか?
もちろん、ただそう見えただけかもしれませんが…。