Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

第三の…?(トウアカクマノミ)

2008-01-05 17:48:02 | スズメダイ科

ようやく暖かさが戻ってきた沖縄島です。

年末から年始の忙しさも一段落。

今日はティーシャツ姿で餅焼いて、遅ればせながらの正月気分を味わってました。

去年から引きずってた残留窒素もリセットできそうです。

って、明日からまた窒素ためるんですが…。

海はベタ凪。晴れのち曇。

080105

〈スズメダイ科クマノミ亜科クマノミ属トウアカクマノミ(Amphiprion polymnus) 07年11月15日 沖縄島山川〉

画像中央のトウアカクマノミの下に卵があるんですが、わかりますでしょうか?

中央のトウアカクマノミが卵保護(いわゆるファニング)をしているように見えます。水中でも実際にそう見えたので、撮影しました。

しかしながら、この個体は成魚ではありません。このイソギンチャクには別にペアのトウアカクマノミがいました。

クマノミ亜科は一夫一妻で、卵保護は雄の役割です。もちろん成魚の雄が、定期的に卵に対してファニングをしてました。その合間に、この個体が卵保護のような行動をとっていたんです。

この個体はペアに次ぐ3番目に大きな体サイズでした。つまりペアのどちらかが消失すれば、雄として繁殖に参加する個体です。

雄になったときのための予行演習でしょうか?

それとももう雄化しているんでしょうか?

もちろん、ただそう見えただけかもしれませんが…。

コメント
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