Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

音声コミュニケーション(セダカカワハギ)

2008-10-25 18:21:57 | カワハギ科

うねりありー、な本日の沖縄島です。

綺麗な夕日が見れた空模様ではありましたが…。

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多くの魚は、メスへの求愛やなわばりを守る際に音声を発するのだそう。

実際に、ダイビング中にそれらしい音を聞いたことあるって思われる方も多いのでは?

陸上の生物とは違い、魚はうきぶくろをふるわせて音を出してるんだとか。

アメリカの大学で音声を出すアンコウの仲間3種に注目し、その神経系を調査した結果、『後脳』のうしろ側で音声をつかさどる神経細胞が存在することを発見したんだそうです。

この魚がもつ音声コミュニケーションのための神経系は、他の脊椎動物にみられる同様の神経系の起源である、と先述の大学の研究者は考えているんだとか。

で、ふと思ったりした。

この音声パターンを解読できれば、水中で魚が何て言ってるのかがわかるのかな?

なんて…。

卵保護中のスズメダイ類に突っかかられてるときなんかは、

「おまえ、じゃまだー」

とか言われてるのかも?

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風は北東。晴天。

081025

〈カワハギ科アミメハギ属セダカカワハギ(Rudarius excelsus) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

画像は幼魚。

コメント
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