Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

適応退化(ハダカコケギンポ)

2012-01-03 18:24:41 | コケギンポ科

空気は冷たいけど風は弱く、日差しは十分にポッカポカ…

新しい年が始まってそんな日が続いてる沖縄島です。

海もいい感じのコンディションでした。

風は北東~北。晴れ一時にわか雨。

120103

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 11年11月24日 沖縄島安和〉

岩礁の穴などから顔だけ出してる姿がほとんどの本種。

どの辺が裸なんでしょう?

学名種小名のnudusはラテン語で『裸の』って意味ですから、標準和名の『ハダカ』は、学名由来なんでしょうか。

じゃあ学名の裸のほうはどこから?

岩に隠れてる部分が、セクシーダイナマイトになってるとか…?

変な方向に妄想が走りそうなのでちょっと修正して……。

前述のとおり本種は、というか本種を含むコケギンポ科の魚は、穴居生活をするものが多く、それに適応して鱗と側線は退化していったのだそう。

そして最も退化しているのが、本種なのだそう。

裸の意味はそのあたりにあるようですね…。

コメント
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