Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

夏、夏…(ミカドウミウシ)

2012-06-25 19:18:03 | ウミウシ

連日真夏日、スコールもなく暑~い日が続いてます沖縄島です。

日陰で風に吹かれてないと溶けそうです…。

風は南~南西。晴れそして晴れ…。

120625a

〈ミカドウミウシ科ミカドウミウシ属ミカドウミウシ(Hexabranchus sanguineus) 12年5月10日 沖縄島安和〉

↑の画像はまだ幼い個体。

成体とかなり違う可愛らしい色彩。

和名の『ミカド』は、ウミウシを研究されていた昭和天皇に献上されたのが由来だとか。

120625b_2

〈同日 同ポイント 別個体〉

↑の画像は少し成長した感じの個体。

前述の昭和天皇、研究のためにウミウシを3度食されたのだそう。

どのウミウシかは知りませんが、全般的に美味しそうには見えませんけどねぇ…。

120625c

〈同日 同ポイント 別個体〉

↑の画像はさらにさらに成長した感じの個体。

もう成体に近い色彩ですね。

ここまで成長すると、学名種小名の『血のように赤い』にも頷ける感じ。

ところでこれらの画像、すべて一つの岩(水深-2m・長径3m・短径1mの楕円形)に棲息してました。

このほかにも大小様々なサイズが、全部で10個体ほどいたりして…。

個体間に関係性があるのか? あるとしたらどんな? なんてことはさっぱりわかりませんが、『ミカドづくし』な状態であったことは確か。

あるいはミカドウミウシが好む環境の岩だったのかなぁ…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする