Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

毒と放射と火炎(キミオコゼ)

2012-08-19 19:07:56 | フサカサゴ科

相変わらず不安定な空模様の沖縄島です。

風も北寄りから南寄りに廻ってみたり…。

どちらも充分に弱いので特に影響はないですが。

そして天気図には14号…。

13号より沖縄島に近いコースを北上しそうですねぇ……。

風は北東のち南東。晴れたり曇ったり、雨だったり。

120819

〈フサカサゴ科ミノカサゴ亜科ミノカサゴ属キミオコゼ(pterois radiata) 12年7月16日 沖縄島エンタープライズ〉

当地では比較的出会いにくい印象の本種。

本種と同じ学名種小名を持つ花があります。

それは、ヒガンバナ。

双方共に有毒ですね。

ただし種小名のラテン語は毒とは関係なく、『放射状』のって意味。

花のほうは上から見ると放射状に見えますが、本種のほうは…。

胸鰭全開状態を上から見ると放射状模様に見えるかな。

ヒガンバナは家に持ち帰ると火事になるといわれているのだそう。

迷信ですが。

本種の英名はロングホーン”ファイアー”フィッシュ。

こんなところに共通点が。

なんかもう各鰭の棘や眼上皮弁の拡がる姿そのものも、ヒガンバナぽっく見えてきたり…。

 

コメント
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