Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

秋凪…(ボンボリイソハゼ)

2015-09-15 17:48:40 | ハゼ科

風は涼風、日差しは強め…。

つまりはここ最近続く穏やか~な空模様が今日も…、って感じの本日のやんばるです。

海も穏やか~で、浅場から深場までじっくりまったり潜ってるこの頃です。

風は北東。晴れのち曇。

〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属ボンボリイソハゼ Eviota ancora 15年7月23日 沖縄島新里〉

学名種小名は『フック、碇』の意。

目の後ろの淡いオレンジ班の形がその由来だそう。

和名の方は、胸鰭前後にオレンジ班と白斑が並ぶところをひな飾りのぼんぼりに見立てたのだそう。

この画像の個体では、ちょっと連想しにくいかな……。

ぼんぼりって、漢字では『雪洞』って書くのですね。その語源は『ほんのり』からという説も。

つまり雪のように白い筒の中でほのかに光が灯ってる…ってイメージかな。

白斑の奥に覗く淡いオレンジ班……、ぼんぼり感でてますよね。

『あかりをつけましょ ぼんぼりに~』

と、ひな飾りにぼんぼりはかかせません。

これは、ひな飾りのモデルである江戸時代の結婚式が、午後9時から11時くらいの間に行われていたからなのだそう。

で、ぼんぼりの明かりが必要だったと…。

でもぼんぼりの明かりってやわらかくほのかな光ですよね。

明るい光じゃなくてよかったのかな。

あるいは、その方が花嫁さんが綺麗に見えたのかな…。

 

コメント
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