Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

青灰色の…(チゴベニハゼ)

2015-11-03 18:41:27 | ハゼ科

一面が厚めの雲に覆われた空模様だった本日のやんばるです。

気温の数字的には夏日だったのですが…。

風の影響もあって、体感は秋深しって感じの一日でした。

青灰色の空は、なかなかに綺麗に感じたりしましたけど…。

風は北東。曇。

〈ハゼ科ハゼ亜科ベニハゼ属チゴベニハゼ Trimma naudei 15年9月15日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

稚児のチゴベニハゼ…って感じかな…。

僕的にはチゴって響きは小さくてかわいいイメージで、画像の個体もまさにそうですが、チゴがつかないベニハゼも十分に小さくかわいかったりしますから、「ベニハゼよりも小さくてかわいいから『チゴ』を付けておきます」って感じの由来ではないのでしょう。

そもそも稚児とは『ちのみご』という言葉が縮んだものと考えられるのだそう。

また平安時代頃から大規模寺院において、剃髪しない少年修行僧のことも稚児と呼ばれるようになったのだとか。

この感じの稚児に源義経(というか牛若丸)とか、武蔵坊弁慶(というか鬼若丸かな)なんかが…。

あるいは寺院は女人禁制なので、男色の対象とされたりもしたのだとか。

僕も昔、稚児をやったことがあります。7~8歳くらいの頃かな。

ってこの流れで書くと何かいけないことをした感じになってしまいますが、もちろんそうじゃなく、仏教の行事ごとで…。

結構カラフルな和服を着せられて、化粧もされて、頭にも冠みたいな飾りものを被らされて、一日中歩かされて……。

あんまりいい思い出ではなかったり…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする